関西学院大学
2025年度前期 K.G.ライフワークスクール    Fコース「家族法(親族法・相続法)を学ぶ」

課程の目的・概要
■講義概要(初めて受講される方が対象です。2024年度までに実施された講座内容と重複しています。)
私たちの市民生活の基本ルールを定める民法のうち、最も身近な家族法(親族法・相続法)の領域を、実際の裁判例や事例を挙げながら分かりやすく解説します。(90分×全7回)
■講義のポイント
本講座の対象は婚姻、離婚、相続などであり、多くの人が人生の中でこれらを経験します。このような場合に法的にはどのように対処すべきであろうか。これらの問題には感情論や常識に流されやすい面もありますが、いわゆるリーガルマインド(法的なものの考え方)を養うことが必要です。近年、家族の形態が多様化し、いろいろな新しい問題も生起してきています。法律をどのように改正すべきか、どのような新しい法律を作るべきかなど、家族法には自由に議論できるテーマも多く興味深い領域です。
■講師プロフィール
田中 通裕 関西学院大学名誉教授・元法学部教授
民法を専門として研究してきました。民法という法律(民法典)は、「財産法」(民法典第一編「総則」、第二編「物権」、第三編「債権」)と「家族法」(第四編「親族」、第五編「相続」)に大別できますが、私は主として後者を研究対象にしてきました。日本の民法は、明治時代に成立し約130年を経過している古い法律です。日本で民法を制定する際にモデルにしたのは、当時世界で最も優れた民法とされていたフランス民法(ナポレオン法典)でした。日本民法は内容的にはフランス民法の影響を強く受けており、フランスの民法・家族法も私の研究の主要な部分を占めています。
身につけられる知識、技術、技能
 
学ぶ場所

大阪府大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14F

地図で見る
通学/通信
通学
学校種別
大学
課程
公開講座
定員
30名
募集期間
2025年3月24日~5月15日
受講料
一般17,800円、卒業生16,400円
学費支援の有無
教育訓練給付金:無し、奨学金:無し
受講期間
詳細はホームページをご覧ください。

講座の途中参加

不可

講座一覧へ戻る