講座・課程詳細

龍谷大学
【龍谷アカデミックプラザ】暮らしの中の経済学-私たちの生活と日本経済・財政のこれからを考える-
- 課程の目的・概要
- 少子高齢化や政府の財政赤字など、経済・財政に関するニュースが日々報じられています。何となく大切そうなテーマではあるものの「私たちの暮らしに関係あるのだろうか」「なんだか難しそうでとっつきづらい」と感じる方も多いです。こうした話題は、私たちの暮らしとどのようにつながっているのでしょうか。
この講座では、日本の人口動態や経済のようすの現状から、
・歳入や歳出の仕組み
・社会保障や税制の課題
・政府債務の現状と今後の財政見通し
までを解説します。最終回(第4回)では、財政政策の意思決定における政治プロセスや人々の行動の偏りにも目を向け、将来の日本財政に私たちがどう関わっていけるかを考えます。経済学の視点から、日本経済・財政の課題に迫っていきましょう。
【講座進行】
■第1回 7月17日(木)13:30~15:00 「日本経済・社会の現在の姿」
日本における少子高齢化の動き・人口動態や、日本経済全体での活動の様子を紹介します。第2回以降で考える政策の問題意識を掴むのが主な目的です。
■第2回 7月31日(木)13:30~15:00 「日本財政の現状と主な論点」
日本財政の歳出・歳入の状況や、政府債務の動きについて解説します。また、日本財政を考える上で重要な、社会保障・所得税・消費税のそれぞれの制度についても取り上げます。
■第3回 8月28日(木)13:30~15:00 「日本の政府債務とこれからの財政の姿」
日本では大きな財政赤字が続いており、政府の「借金」が大きな問題であると報じられています。政府債務の現状と、今後の日本財政についての分析を紹介します。
■第4回 9月 4日(木)13:30~15:00 「将来の日本財政の運営を考えるために」
これからの日本における経済政策・財政運営を、私たちの意思決定の「歪み」や政治的な政策決定プロセスを踏まえて考えてみます。
【講師紹介】
新居 理有(あらい りある)
龍谷大学経済学部准教授
龍谷大学経済学部にて、マクロ経済学や財政政策に関する研究・教育に携わっています。政府債務(政府の借金)に関するテーマを中心に研究に取り組んでいます。2012年に京都大学大学院を修了、広島・高知・名古屋で教員として勤め、2023年4月に龍谷大学へ着任しました。 - 身につけられる知識、技術、技能
- ・日本経済と社会の現状理解
・財政制度の仕組み
・政府債務と財政赤字の実態
・財政政策と政治的意思決定の関連
- 学ぶ場所
-
京都府京都市伏見区深草塚本町67
地図で見る - 通学/通信
- 通学
- 学校種別
- 大学
- 課程
- 公開講座
- 定員
- 50名
- 目指せる職業
-
政治家
職業についてもっと知る - 募集期間
- ~2025/07/13(日)
- 受講料
- 対面受講(一般)7,920円、オンライン受講(一般)7,920円
- 学費支援の有無
- 教育訓練給付金:無し、奨学金:無し
- 受講期間
- 2025年7月17日(月)、7月31日(月)、8月28日(月)、9月4日(月)
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