日本福祉大学
学校福祉2025

課程の目的・概要
貧困・虐待・不登校・いじめ・発達特性・ヤングケアラーをはじめとするさまざまな生きづらさを抱えた子どもたちを支援するために、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの養成と学校への配置、教師を含めた多職種連携(チーム学校)が進められてきました。とはいえ、子どもたちを支援する専門職者はまだ十分ではありません。そこで日本福祉大学では、子ども支援関係の仕事に従事していたり、その意志のある人たちを対象として、教育・福祉・心理にかかわる基礎的かつ実践的な知見やスキルを身につけてもらうため「履修証明プログラム学校福祉2025」を開講します。
身につけられる知識、技術、技能
教育・福祉・心理の視点から子どもと学校が抱える福祉的課題に総合的にアプローチできる専門性を養います
教育課程
★オンデマンド配信(2025年6月1日(日)~7月31日(木)
1 【特別対談】権利主体としての子どもをどう育てるか 教育福祉論の水脈をたどる 高橋 正教/鈴木 庸裕/山本 敏郎
2 いまなぜ学校福祉なのか 学校の持つ福祉的機能の内発的発展 鈴木 庸裕
3 教育と福祉をつなぐ(1) 福祉に内在する教育的機能 高橋 正教
4 教育と福祉をつなぐ(2)  社会的養育の今日的課題  遠藤 由美
5 生きづらさの窓を開く(1) 学校から排除された子どもたち ー教育職から見た子どもの苦悩ー  丹下 加代子
6 21世紀教育改革の諸相と真相 ゼロトレ、PDCA、学校スタンダードを問う  藤井 啓之
7 教育観・子ども観の転換と学校制度 生活主体としての子ども、学校改革の新しい動向  山本 敏郎
8 子どもの声を聴くということ 子どもの声が聞こえてくるように聴く 鎌倉 博
9 子どもの育ちを支える文化 命輝く瞬間を仲間とともに  南 寿樹
10 生きづらさの窓を開く(2) 非行をする少年の現状、子どもの人権擁護  湯原 悦子/渋谷 幸靖
11 非行・問題行動の克服支援 貧困・虐待 ―家庭から排除された子どもたちー  木村 隆夫
12 子どもと地域福祉 福祉教育が支える主体形成 小林 洋司
13 子どもの権利と学校 子どもの権利が息づく学校にする  間宮 静香
14 生きづらさの窓を開く(3) 発達障害を抱えた子どもをもつ親として NPO法人 アスペ・エルデの会
15 医療から見える学校と子ども 発達障害を抱えた子どもにとっての発達環境 牧 真吉
16 相談室から見える学校と子ども 発達障害を抱えた子どもと学校適応  堀 美和子
17 子どもとともに生きる-保育専門職 他職種との連携を活かして  平松 知子
18 子どもとともに生きる-小学校教諭 他職種との連携を活かして  板垣 賢二
19 子どもとともに生きる-特別支援学校教諭 他職種との連携を活かして  大宮 とも子
20 子ども・家族支援と多職種連携 心理職固有のアセスメント  瀬地山 葉矢
21 個別支援と多職種連携 福祉職固有のアセスメント  杉原 里子
22 多職種連携の現状と課題 チーム医療からの提案  藤井 博之

★会場集合型(2025年8月2日(土)~9月13日(土))
修了時に付与される学位・資格等
履修証明書(学校福祉)
日本福祉大学FUKUSHI ACADEMY 認定資格「学校福祉士」
学ぶ場所

愛知県
オンライン

地図で見る
通学/通信
通学
学校種別
大学
課程
履修証明プログラム
ジャンル
心理学 行動心理学 地方創生 教育 保育 児童福祉 児童文化・遊び
定員
80名
目指せる職業

教師・講師、保育士・ベビーシッター、教授・学者、医師、看護師、福祉士、心理士・カウンセラー、療法士、国家公務員、地方公務員、国際公務員

職業についてもっと知る
履修資格
日本福祉大学FUKUSHI ACADEMY認定資格「学校福祉士」
修了要件
・全講座を受講し、実践研究報告会で報告すること
・修了試験(学校福祉にかかわる論述)を受験し、合格すること
・実践研究報告会での報告と修了試験を合わせて合否を判定する
【評価区分】
S:90点以上、A:80~89点、B:70~79点、C:60~69点、D:60点未満とし、
C判定以上を合格とする
募集期間
2025年4月14日(月)~5月11日(日)【必着】
受講料
受講料48,000円
学費支援の有無
教育訓練給付金:無し、奨学金:無し
受講期間
2025年6月1日(日)~9月13日(土)

その他の条件

土日・平日夜間

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