中央大学
中央大学大学院法学研究科

課程の目的・概要
【法学・政治学分野の学識を有する高度な人材を養成】
中央大学は1885年に英吉利法律学校として創設されました。法学研究科では、専門分野に関する学び・研究を通じ、法学・政治学及びその関連諸分野における高度な研究能力と広く豊かな学識を有し、高度の専門性を必要とする業務を遂行できる人材を養成しています。 同学研究科は、公法、民事法、刑事法、国際企業関係法の法律系4専攻と、政治学専攻の計5専攻で構成されており、法学分野を4つの専攻に分けてそれぞれ特化していることが同研究科の大きな特色で、政治学専攻を含めて5つの専攻を擁している法学研究科は、我が国の大学院でも中央大学だけです。5専攻で約70名の教員が指導にあたっており、充実した教育・研究体制が整っています。

【研究基礎力の養成から専門性の追求までの充実した課程編成】
同研究科では、法学・政治学に関する多様な科目を開設し、学生の多岐にわたる要望に応えられる充実した教育課程の編成となっています。 専門分野に関わらず必要とされる基礎的な知識や能力の涵養のために、「研究基礎科目」を置き、研究倫理・研究方法論、アカデミック・ライティング等を開講し、研究に必要な研究倫理と研究方法及び基礎的知識・能力の修得を図ります。また、外国語教育と諸外国との比較研究にも力を入れています。 同研究科の学生は、カリキュラムの基本方針・構成と体系性に基づき、指導教授の指導を受けながら自身の研究テーマを追究することで専門分野以外の知識や考え方も教授されます。

【自分自身の職業における更なる高度な専門的能力を養う場】
同研究科は、2年間の学び・研究を通じて、社会人にとって充実した研鑽の機会を提供します。社会人の場合、現在就業している職場において、その業界・分野における特有の経験とこれに裏打ちされた“現場の知”といったものを持っていることが想像されます。この職業経験と“現場の知”は、一般的に暗黙知的な側面が強いと思われます。この暗黙知を意識的に整理・分析・体系化していくことを通じて養成された普遍的な論理的思考力は、自分自身の職業における更なる高度な専門的能力を養う契機となるでしょう。豊富な社会的体験と深い実務経験を有する社会人の入学が、同県研究科における実学に基づく研究と教育に多大な寄与をもたらすことも期待されています。
身につけられる知識、技術、技能
法学研究科は、本学の建学理念である「實地應用ノ素ヲ養フ」教育の精神を継承し、法学・政治学及びその関連諸分野の理論・実務に関する高度な教育・研究指導を行うことにより、高度な研究能力と広く豊かな学識を有し、高度の専門性を必要とする業務を遂行することのできる人材を養成します。
教育課程
修士課程/博士課程
修了時に付与される学位・資格等
【博士前期課程】
修士(法学)、修士(政治学)

【博士後期課程】
博士(法学)、博士(政治学)
学ぶ場所

東京都文京区大塚一丁目 4-1

地図で見る
通学/通信
通学
学校種別
大学院
課程
正規課程
定員
詳細は最新の入学試験要項(募集要項)をご確認ください。
履修資格
詳細は最新の入学試験要項(募集要項)をご確認ください。
修了要件
【博士前期課程】
修士の学位は、博士前期課程に2年以上在学し、所定の単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえ、修士論文の審査および最終試験に合格した人に対して授与します。ただし、優れた研究業績を上げた人については、1年以上の在学期間で修了することも可能です。

【博士後期課程】
博士の学位は、博士課程に5年(博士前期・修士課程を修了した人は2年の在学期間を含む)以上在学し、所定の単位以上を修得し、必要な研究指導を受けたうえ、博士論文の審査および最終試験に合格した人に対して、当該研究科委員会の議を経て授与します。ただし、優れた研究業績を上げた人については、3年(博士前期・修士課程を修了した人は2年の在学期間を含む)で修了することも可能です。
募集期間
詳細は最新の入学試験要項(募集要項)をご確認ください。
受講料
初年度納入金額合計(2025年度)927,900円
学費支援の有無
教育訓練給付金:有り、奨学金:有り
受講期間
4月

その他の条件

教育訓練給付制度対象講座 / 奨学金制度有り

講座一覧へ戻る