中央大学
中央大学大学院法務研究科(ロースクール)

課程の目的・概要
【法曹養成の伝統と実績を礎に、有為な実務法曹を数多く輩出】
1885年に前身の英吉利法律学校が創設されて以来、中央大学は有為な実務法曹を養成することに尽力してきました。こうした「実学の精神」は脈々と引き継がれ、130余年にも及ぶ伝統のなかで数多くの人材を法曹界に輩出し、さらなる現代社会の要請に応えるため、2004年に法科大学院を開設しました。
養成する6つの法曹像として、ビジネス・ローヤー、市民生活密着型ホーム・ローヤー、渉外・国際関係法ローヤー、先端科学技術ローヤー、公共政策ローヤー、刑事法ローヤーを掲げ、多様な分野で活躍が期待されるリーガル・ジェネラリストおよびリーガル・スペシャリストの養成を目指しています。

【次代の法曹を養成する中央大学の3つの特徴】
中央大学法科大学院には、  1.未来へと導いてくれる修了生との繋がり  2.目標達成のために徹底したサポート体制  3.同じ志を持った仲間と共に成長していける環境 の3つの特徴があります。
1:創設以来、多くの法曹を輩出してきた実績があり、学部も合わせた5,000人を超える法曹OB・OGネットワークからサポートが受けられます。
2:実績ある精鋭教授陣との距離が非常に近く、フランクに意見を交換できることはもちろん、法曹養成の実績とノウハウでサポートを受けられます。
3:中央大学は国内屈指の大規模ロースクールであり、多様な仲間と切磋琢磨する環境は、知識を広げるだけではなく、学修の理解を大いに深めることでしょう。

【法科大学院生「専門」のキャリアサポート体制を構築】
法科大学院生のキャリア支援は、学部生とは全く異なります。そこで本学では、多くの法曹を輩出してきたノウハウを活用し、法科大学院専門の就職サポート機関である「リーガル・キャリア・サポート委員会」を設置しています。当委員会では、専属のキャリアコンサルタントによる個別カウンセリングをはじめ、法律事務所や企業からの求人情報や就職関連イベント情報を独自に開拓・収集し公開しているほか、キャリアに関するセミナー、就活スキルの修得講座など特徴的な活動を実施しています。
実施例:キャリアプランニングガイダンス、業務・採用等説明会 詳細は中央大学法科大学院Webサイトの「キャリアサポート」ページをご参照ください。
身につけられる知識、技術、技能
法科大学院は、「實地應用ノ素ヲ養フ」という教育理念に基づき、事実、経験、実践を重視する実学主義を法学教育に適用して、幅広い知識はもちろん、的確な問題解決能力、豊かな人間性、高い倫理観をもった法曹を養成します。
具体的には、市民に身近なリーガル・ジェネラリスト(1.)及び社会のニーズに応えるリーガル・スペシャリスト(2.~6.)を養成します。

1.市民生活密着型ホーム・ローヤー
2.ビジネス・ローヤー
3.渉外・国際関係法ローヤー
4.先端科学技術ローヤー
5.公共政策ローヤー
6.刑事法ローヤー
 これらは主として弁護士を念頭に置いた法曹像ですが、冒頭の趣旨は裁判官や検察官にも当てはまるもので、人間や社会についての深い洞察力を備えた心豊かな裁判官や検察官の候補者を養成することも重要な目標です。
教育課程
<カリキュラムの基本構成> 
 本学法科大学院(法務研究科法務専攻)のカリキュラムは、学生が修了にあたって備えるべき知識・能力・態度を修得することができるよう、法律基本科目群、実務基礎科目群、基礎法学・外国法・隣接科目群、展開・先端科目群の4つの科目群から構成されています。
 法律基本科目群では、リーガル・ジェネラリストの養成と、リーガル・スペシャリストたる専門法曹の養成に共通のコアとなる公法系、民事系、刑事系といった基本法領域を重視し、その体系的な理解を深めるとともに、知識の定着を目指します。
 実務基礎科目群では、ローヤリング,リーガル・クリニック、エクスターンシップなどの実習的要素の強い科目を通じて依頼者の抱える法律紛争の解決や法曹倫理の具体的事例に関する実践的な教育訓練を行います。
 基礎法学・外国法・隣接科目群では、本学における法曹養成と比較法研究の歴史と伝統を活かし、法のあり方をグローバルな視点で学びつつ、わが国の法曹資格に加えて、外国法曹資格を取得する素地を築きます。
 展開・先端科目群においては、リーガル・スペシャリストたる専門法曹を養成するため、多彩な展開・先端科目を開設し、実務家教員を交えて、発展的・先端的な法領域に関する理論的・実践的な教育を提供します。
<カリキュラムの体系性>
 1年次において法律基本科目群のうちの入門科目により基礎を涵養したうえで、2・3年次において法律基本科目群のうちの応用科目及び実務基礎科目群、基礎法学・外国法・隣接科目群、展開・先端科目群を履修します。また、「養成する法曹像」に対応した科目履修プラン(履修モデル)を提示し、体系的・効果的に履修ができるよう科目を配置しています。1年次から2年次および2年次から3年次への進級時には、GPA等により進級判定を行い、要件を満たした場合にのみ進級できることとしています。
修了時に付与される学位・資格等
法務博士(専門職)
学ぶ場所

東京都千代田区神田駿河台3-11-5

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通学/通信
通学
学校種別
大学院
課程
正規課程
定員
詳細は最新の入学者選抜要項をご確認ください。
目指せる職業

国家公務員、弁護士・裁判官・検察官、政治家、法務

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履修資格
詳細は最新の入学者選抜要項をご確認ください。
修了要件
本研究科に3年(標準修業年限)以上在学し、次の要件(a)(b)をともに満たすことが必要です。
(a)所定の単位数(93単位)以上を修得していること。
(b)修了判定時のGPAが2.00以上であること
募集期間
詳細は最新の入学者選抜要項をご確認ください。
受講料
入学金300,000円、在学料(年間)1,000,000円、施設設備費(年間)300,000円
学費支援の有無
教育訓練給付金:無し、奨学金:有り
受講期間
4月

キャリアアップ・キャリアチェンジに成功した事例

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/law/voice/voice02/

受講料の割引や補助金

各種奨学金制度があります。

その他の条件

奨学金制度有り

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