法政大学
人文科学研究科地理学専攻

課程の目的・概要
自然地理と人文地理の2本柱でカリキュラムを構成しています。その幅広く複合的な領域をバランス良くカバーする教育体制が整っています。地理学は地域の科学、あるいは空間の科学ともいわれます。地理学でいう地域(空間)とは、身近なミクロの範囲から、国・大陸・地球規模と、さまざまな規模を含んでいます。地球規模の環境問題に直面する現代、現場のフィールドワークをもとに、地表付近で起こる時空間的現象にアプローチする地理学は、社会的にもその重要性を増しています。
本専攻では、学生は自然地理・人文地理のどちらかに重心を置きつつ、個別の研究テーマを設けて研究を進めます。
養成する人材は、地理学研究者、中学・高校教員、公務員、社会に貢献する人材などです。また、社会人入試制度により現職の教員や有職者の再学習にも力を注いでいます。
身につけられる知識、技術、技能
地理学専攻は、学生の専門知識の深化、学際的な視野の獲得、国際社会において活躍できる能力の取得のために、下記プログラムを運営している。

<修士課程>
1年目は少人数教育のメリットを最大限活かした専門的基礎学力の修得、論文記述方法の学習、英語能力の向上、留学生は日本語能力の向上を図る。2年目は研究テーマに必要な研究方法、成果や結果をプレゼンテーションする能力を獲得する。また、入学時から複数教員指導制を採用、さらには年2回の研究発表会を開催することによって、絶えず複数の教員から指導が行われる体制が敷かれている。その他、1年目、2年目を通じて、専門性の高い野外での調査方法の修得のための現地研究が行われている。

<博士後期課程>
博士後期課程は指導教員による個人指導を中心とし、博士の学位を取得するための専門性の高いゼミ方式の教育が行われている。そこで研究方法の確認、海外での発表を含むプレゼンテーション能力の向上、研究結果のオリジナリティの精査等が行われる。さらに、コースワークによって、指導教員以外の教員による専門性の高い指導も受けることができる。博士後期課程の学生は、博士論文作成から学位授与までに至る道筋の中に、審査小委員会での審査や合同発表会(専攻教員全員が参加するとともに、他の大学院生や学外者の参加も認める、広く社会に公開された場である)での意見交換などを経ることになる。
教育課程
修士課程、博士後期課程
※後述する「受講料」欄は修士課程のものを記載
修了時に付与される学位・資格等
修士(地理学)、博士(地理学)
ホームページ
https://www.hosei.ac.jp/gs/
学ぶ場所

東京都新宿区市谷田町2-15-2

地図で見る
通学/通信
通学
学校種別
大学院
課程
正規課程
ジャンル
観光 自然科学
定員
法政大学大学院ホームページ参照
目指せる職業

教師・講師、教授・学者、司書・学芸員

職業についてもっと知る
履修資格
入学試験の合格
修了要件
法政大学大学院ホームページ参照
募集期間
法政大学大学院ホームページ参照
受講料
入学金(他校出身者のみ)200,000円、授業料(年間)570,000円、実験実習費(年間)20,000円、教育充実費(年間)80,000円、諸会費(年間)1,500円
学費支援の有無
教育訓練給付金:無し、奨学金:有り
受講期間
法政大学大学院ホームページ参照

受講料の割引や補助金

<修学支援制度>
大学院生の修学に対し、経済的な支援を目的とした制度です。
→「100周年記念大学院修士課程奨学金」「博士後期課程研究助成金」

<研究奨励制度>
学生の海外留学や学会発表による学術研究を奨励し、研究力や資質の向上を目的とした制度です。
→「学生論文掲載料補助」「学会等発表補助金」「現地調査実施費用補助」「諸外国語による論文等校閲補助」「優秀博士論文出版助成金」「海外留学補助金」

企業の受入実績

教育関連(教員)やコンサル分野など

その他の条件

奨学金制度有り

講座一覧へ戻る