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多摩大学大学院 経営情報学研究科 MBAコース
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仕事の幅を広げるため
管理職に求められるビジネス知識や経営的視点を身につけたいと考えました
矢山 幸子さん(41歳)
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京都薬科大学卒業後、製薬メーカーに入社。営業所長就任を機に経営知識を養おうと考え、2019年4月に入学。同年10月に異動となり、現在は毎週末に京都から新幹線通学をして学習を続けている。
大学院で学ぼうと考えた理由は?
製薬メーカーに就職して、MR、研修業務などに携わってきましたが、管理職昇格試験を受けることになり、改めて自分の知識・スキルを点検すると、薬剤や疾病に関連する専門知識に比べて経営に関する知識が基本的な部分から不足していることに気づきました。また、製薬業界が直面している経営環境やビジネススタイルの急激な変化に危機感を覚えていたこともあり、体系的かつ実践的な知識を身につけることで管理職としての期待に応えていこうと考え、超実学主義を掲げる本学で学ぶことにしました。
実際に入学してみて、感じていることは?
実務経験が豊富な教授陣によるインタラクティブな授業から得られるものは多岐にわたり、さまざまな業界の第一線で活躍する多様な年齢層の仲間たちと研鑽し続けることで「知」の幅が広がったと感じています。「知る」ことを目的に読んでいた経済紙が「分かる」ようになりましたし、自社の経営判断に対して「もっと知りたい」と思うようにもなりました。今後も着実に学びを深めていき、女性の特質や課題を踏まえた上で管理職となりうる人材を育てるためのシステム構築を目指したいと考えています。
私のオススメ科目
- 商品ブランドマネジメント
- 企業で実務に携わっている先生(女性)が実例に基づいて教えてくださる科目。これまで意識してこなかったブランディングの視点を得られただけでなく、女性管理職という立場での仕事ぶりについても参考になりました。
- ヒューマンリソース概論
- 人事制度、コミュニケーション、モチベーションなど、さまざまな観点から「人」にフォーカスする科目。未来に向けた人材育成、人材活用のあり方を考察する授業を通して専門的かつ実践的な「知」が得られました。
- 異業種間のコミュニケーション術
- この科目名には、物事を多角的に見て、判断して、発信するという意味合いが含まれており、学術論文を題材にしながら、論理の組み立て方やクリティカルな読み方について基礎から学ぶことができる授業でした。
お金のやりくり法
幸か不幸か「ヒトリモノ」なので(笑)、特にやりくりはしていません。入学半年後には遠距離通学となり、それなりに費用はかさみますが、将来のためだと言い聞かせて、存分に自己投資しています!
ある一週間のスケジュール
月・火曜日 | 入学時は東京勤務(現在は京都)でしたが、病院の外来診療が終わる夕方から医師などとのアポが入ることが多かったため、平日夜間の授業に出席することは困難でした。 |
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水曜日 | 水曜日だけは定時退社をさせてもらい、6・7時限(18:30〜21:40)に「ヒューマンリソース概論 I 」(徳岡晃一郎教授)を受講していました。(※1年次前期) |
木・金曜日 | 資料などをスマホに取り込んでおき、空き時間、待ち時間に読み込むなど、少ない時間を活用。早めに仕事が終わった日は気合を入れてレポート作成などに取り組みます。 |
土曜日 | 1年次後期からは京都を早朝に出て上京、9:00から2科目を受講。終了後は宿泊先で予習・復習をするのですが、時には仲間たちと夕食を共にして「意見交換+息抜き」をすることも…。 |
日曜日 | 朝から夕方まで3科目を受講。終了後は新幹線に飛び乗るのですが、1日中授業を受けた後は脳が活性化するのか眠気が起きず、車中の2時間は格好の自習時間になります。 |