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多摩大学大学院 経営情報学研究科 MBAコース
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仕事の幅を広げるため
組織変革に必要な経営の知識を体系的・実践的に学ぼうと思っていました
根岸 慶さん(44歳)
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大手通信会社、オフショア開発会社役員を経て、外資系デジタルプロダクト開発会社の日本法人「Tigerspike(株)」の代表執行役員に就任。2019年4月、同大学院に入学。中央大学法学部出身。
大学院で学ぼうと考えた理由は?
クライアント企業と価値観を共有しながら、一般ユーザーの目線に立ってアプリケーションを創造する会社のマネージャーとして、組織や戦略を常にアップデートし続ける必要性を感じていました。そんな中で「新しい組織の在り方」を調べている際に目にしていた先端的な組織論の執筆者が本学の教授だと知り、早速、体験授業を受講したのですが、その授業を通して、実務で培ってきた断片的な知識やノウハウを整理しつつ、体系的に経営を学べる環境がここにはあると確信し入学を決意しました。
実際に入学してみて、感じていることは?
すぐにでも実務に生かせる授業が多いため大学院での学びが「実践知」として自社にフィードバックできていると思っています。また、社会の動向に対する視座や知見に厚みが増したことで、社内はもちろんクライアントに対しての訴求力、説得力も増してきたのではないかと感じています。今年1年間は自社の組織改革をテーマに研究を深めていき、一人ひとりの社員が十分にポテンシャルを発揮できる組織、世界のどんな変化にも対応できる企業としての土台づくりに取り組んでいきたいと考えています。
私のオススメ科目
- カルチャーベースマネジメント
- 成長戦略における企業文化の位置づけと具体的なマネジメント手法を学ぶ科目。ゲストスピーカーからは、実際のフォーマットを基にして企業文化を高めるための人事評価の在り方を教えていただくこともできました。
- サービスサイエンス
- 定性調査の手法を体系的かつ実践的に学ぶ科目です。各自がテーマを設定し、仮説を立て、定性調査を実施して、その結果からモデル図(因果関係の構成図)を作成するという一連の流れから多くの学びが得られました。
- ビジネスモデルイノベーション
- 新規事業開発のための方法論を網羅的に学べる科目。自社ではデザイン思考を業務のベースにしているのですが、そこにリーンスタートアップをはじめとした新手法やイノベーションの視点を付加することができました。
お金のやりくり法
費用の面では妻の理解があり、特別なやりくりや節約はしていません。ただ、仕事や勉強が忙しいからと言って、家族で過ごす時間を削るようなことがないようには心掛けています。
ある一週間のスケジュール
月・水・木曜日 | 2コマの授業(18:30〜21:40)を受けるため18:00前には退社。授業の後はクラスメイトと約1時間の食事会。話題は授業や修士論文のことが中心ですが、年齢・職種が異なる方たちとの交流は大きな刺激です。 |
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火・金曜日 | 就業時間のほとんどは顧客との面談や社内ミーティングが中心でデスクワークに費やすのは1日1時間程度。外資系ということもあり残業もほとんどありませんが、帰宅後、家で勉強することはしません。 |
土曜日 | 午前中に授業(9:00〜12:10)を受け、その後、カフェなどで食事をしながら2時間程度の復習。帰宅してからは家族と過ごします。子どもが寝た21:00以降にレポート作成。時には徹夜になることも…。 |
日曜日 | 完全オフの日です。「子どもと過ごせる時間は有限なので後から取り戻すことはできない」という諸先輩方のアドバイスを肝に銘じて休日は家族と過ごすようにしています。 |