入学の動機

教育関係の仕事に携わる中で「学校をつくりたい」と思ってはいたものの、理想と現状のギャップを感じていました。独学での限界や自分の成長に対してさらに危機感が募ることになり、まずは単科生としてグロービスの授業を受講。その後、数年間は入学せずにいたのですが、やはりグロービスで学びたい、やらなきゃ後悔すると思ったのが入学したきっかけです。私は地方に住んでいる上に、二人の子どもを育てていたので通学が難しく、オンラインプログラムを選択しました。

大学院で学んで得たこと

育児、家事と並行しながらの受講でしたが、オンラインクラスのおかげで、続けられるか不安を感じずに学べました。また、自分の志に真剣に向き合い、リーダーとしてどうあるべきか常に考えさせられたため、人間として磨かれる機会も多くありました。その結果、在学中に一般社団法人を立ち上げ、現在は代表理事として活動。卒業後転職をし、現在は外資系IT企業での勤務と同時に自分の団体を通じて子どもたちが生まれた場所に左右されず、自分の可能性にチャレンジできる環境作りに邁進しています。

私のオススメ科目

パワーと影響力

組織や人を動かしていく時に、これまでは経験値や感覚を頼りに行ってきたものを構造化し、論理的に捉えられるようになりました。私にとっては、実務においてもっとも重要なスキルを身につけられたと思っています。

ベンチャー・キャピタル＆ファイナンス

チームで新規事業を立ち上げるまでを実践しました。これまでの学びを総動員する科目であり、チームメンバーと朝まで議論することもしばしば。戦略を数字に落としていく作業が、起業疑似体験となりました。

クリティカル・シンキング

すべての基礎となる科目。はじめにクリティカル・シンキングを受講した時の脳の疲労感と同時にワクワクした気持ちを今でも覚えています。仕事だけではなく人生のあらゆる局面での汎用性が高いスキルだと思います。

お金のやりくり法

これまでの貯金を学費に充てました。大学院進学は自分への投資としてとらえ、投資分を回収し、子どもたちに還元できるようにと前のめりになって学びました。

ある一日のスケジュール

6:00	起床時刻は6時頃。0歳児と3歳児、二人の子どもたちの世話が中心の生活でしたが、育児休暇期間中にグロービスに入学しました。
8:30	上の子が幼稚園へ登園。
10:00	0歳児の育児と家事をこなしながら、予習。テキストの読み上げ機能を利用してインプットしていました。
13:00	幼稚園から帰宅した上の子を遊びに連れて行く。習い事の時は待ち時間に予習をしていました。
17:00	食事の準備や子どもたちの身支度。夫は仕事の都合で家事育児に時間を割けないため、ベビーシッターを依頼して学習の時間を確保することもありました。
19:00	オンライン受講スタート。授業の前半は子どもたちを寝かしつけながらの参加。０歳児を抱えながら積極的に発言していたのですが、仲間たちも当たり前のこととして受け入れてくれていました。
22:00	自宅からの受講なので、授業が終わればすぐ家事に取りかかることもでき、時間を有効活用できました。
0:00〜2:00	就寝。常に0歳児の側にいたので、机に向かう時間はなく、「ながら」勉強がほとんど。入学に際して「やらないこと」を決め、家事や予習はテクノロジーを活用して自動化を目指すことで時間の問題を解消しました。

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