在学生・修了生インタビュー

大阪商業大学大学院 地域政策学研究科 地域経済政策専攻(博士前期課程/博士後期課程)/経営革新専攻(修士課程)

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新しい可能性を見つけるため

中国の不動産バブル対策のヒントを、バブルを経験した日本で見つけたい

王 茹(オウ・ジョ)さん(24歳)

北京連合大学で日本文化や日本語を学ぶ中、2016年に交換留学で日本に訪れ、日本経済について学び、不動産業に興味を抱く。卒業後も専門的に日本と経済、不動産業を学びたいと思い、同学に入学。

進学のきっかけとこの大学院を選んだ理由

私は将来不動産の仕事に携わりたいと考えているのですが、現在中国は不動産市場が暴騰しており、バブル崩壊に突入するリスクを抱えています。 既に不動産バブルを経験している日本で、何か対策のヒントを得られないかと思い、留学をしました。 大阪商業大学には、日本語試験で訪れたことがあり、学内の整った環境や教授の研究内容に惹かれて入学しました。 留学生の私にとって、日本語は大きなハードルではありますが、教員の方々はとても優しく、丁寧にお教え頂いているのでとても助かっています。

学んでいる内容について

中国の不動産経済の状況やバブル対策、日本の1980年代の不動産バブルについて学んでいます。 中国政府は不動産価格をコントロールしようとしていますが、地価や建設材料の高騰により、上手くいっていないのが現状です。 中国や日本の不動産バブルを学ぶにつれて、結局は市民の意識が一番重要なのではと考えるようになりました。建物はあくまで「仕事や生活を営む場所」ということが根本にあって、資産運用がメインではないという意識付けを、現実的に広められる方法はないか模索しています。

私のオススメ科目

お金のやりくり法

中国政府からの奨学金と、家族の支援でまかなっています。日本への留学を快く受け入れてくれた家族にとても感謝しています。

ある一日のスケジュール

9:00 大学に登校し、ゼミの準備をしています。卒業論文に使えそうな文献にあたり、読み込みます。
12:00 ランチタイム。日本のラーメンが大好きなので、よく食べています。
13:00 ゼミに出席。教授に現状などを報告し、さまざまなアドバイスを頂きます。時間外に相談することも多々あるのですが、いつも快く対応してくださいます。
16:30 ゼミのあともしばらく自習します。 帰宅後は、好きなドラマを見たりしています。 学内の自習環境が整っているので、集中して勉強するのは大学で、自宅はリフレッシュの空間にするなど、メリハリがつけられます。
23:30 就寝。明日の学びに備えてゆっくり休みます。