在学生・修了生インタビュー

日本女子大学 家政学部 通信教育課程 児童学科、食物学科、生活芸術学科

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昔からの夢を叶えるため

学士を得るために入学。今は自分のこれからの可能性にワクワクしています。

荻野 彩衿子さん (28歳)

高校時代、大学進学を希望していたものの家庭の事情から断念。卒業後は時計販売会社に就職し、接客・販売の業務経験を積んだ。2016年、生活芸術学科入学。働きながら学び、2020年に卒業した。

この大学を選択した理由は?

高校時代の夢を叶えたい。そんな想いがすべての始まりだったのかもしれません。学士があれば仕事の選択肢も広がりますし、日増しに「大学に挑戦したい」という気持ちが強くなっていったんです。パンフレットを穴があくまで見たうえで、働きながら学べる同大学に進学することを決意。以前から興味のあった「ファッション」に関わる家政学が学べることはもちろんですが、クチコミで「教員や職員が親身になってくれる」という書き込みがあったことも大きな安心材料になりました。

大学の魅力は?

大学に入学して、改めて“新しい知識を得ることの喜び”を知りました。学んだことはすぐに実生活で活用できるものばかりでした。スクーリングでは、ひとりでテキストを読んでいるだけでは知りえなかった先生のお話や雑談に知的好奇心をくすぐられました。入学当初はリポートの添削が赤字でいっぱいになることも多かったのですが、熱意ある先生方のおかげでずいぶん鍛えられましたし、ここでの4年間は学士という資格以上の“自分への自信”を私に与えてくれました。

私のオススメ科目

お金のやりくり法

同大学の学費はリーズナブルなので、日々の給料で賄うことができました。4年間で卒業できるよう学習計画を練ったり、スクーリングを最小限にしたりするなどして、なるべく費用が掛からないようにもしていました。

ある一日のスケジュール

7:30 起床。朝食とお弁当をつくります。この日は遅番での出勤だったため、支度をすませて自宅の近くのカフェへ。
9:00 出勤までのあいだリポートを書いたり、参考文献に目を通したりします。この日は「ファッションの変遷をまとめよ」といったテーマの課題に取り組みました。
10:00 店舗に向かいます。移動中などのスキマ時間も、少しずつでもいいので勉強を進めるようにしていました。授業の内容をすぐに復習できるよう、時間を見つけては「まとめノート」をつくっていましたね。
11:00 出勤。業務中は勉強のことは忘れて、時計の販売・接客の仕事に専念します。スクーリングのときは上司や同僚と業務調整をして1週間ほど休ませてもらっていましたし、会社の理解、サポートには本当に助けられました。
15:00 店舗の状況を見て、昼休憩を取りました。このあいだもなるべく食事を早くすませ、まだ読み終えていないテキストなどを開くようにしていました。
20:30 退社。自宅にまっすぐ帰ります。スキマ時間を有効活用するようにしていましたが、あんまり頑張りすぎると息切れを起こしてしまうので、休めるときは休むことも大切です。
21:30 帰宅。夕食などをすませて、小説や散歩を楽しみます。特に試験が終わったときなどは、なにもしないぐらいの勢いで休むようにしていたのですが、ついつい気になってテキストを開いてしまうこともありましたね。
22:30 スクーリングで出会った方と連絡を取り合いました。同大学には30代や40代の方も多いですし、教職や販売職など色々な職業の方が通われています。こうした出会いも、大学に通う魅力のひとつなのかもしれません。
24:00 就寝。次の日の朝の勉強、仕事に備えます。大学は長期戦なので、自分のペースをつかむことが大切。ただ、地道にやっていけば、必ず“卒業”というゴールが見えてきます。