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青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科 会計プロフェッション専攻
- 会計大学院(アカウンティング)
- 東京都
- 大学院
専門性を高めるため
知識の習得と突き詰めて考えるトレーニングが税理士試験合格に結び付きました!
木村 文美さん(26歳)
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2015年、青山学院大学経済学部卒業後、同大学大学院会計プロフェッション研究科に入学。2017年の試験で税理士の資格を取得。現在は大手税理士法人において税務に関する業務の第一線で活躍中。
この大学院に入学した理由は?
元々、数字を扱うことが好きで会計にも興味を持っていたのですが、大学で簿記の面白さに目覚め、本気で税理士を目指すことにしました。しかし、会計に関しては簿記2級、税務知識はゼロからのスタートですので、思うようには力がついていきませんでした。そんな時に会計・税務の基礎知識から実践的なスキルまでを総合的に養える本研究科を知り、会計のプロである先生方の直接指導が受けられること、そして、税理士試験5科目のうち税法2科目が免除される制度に魅力を感じて入学を決意しました。
この大学院で得られたものは?
入学前は問題を表面的に解こうとする傾向がありましたが、本研究科の「覚える会計学から考える会計学」へというカリキュラムに基づく講義を受講したことで、“なぜ?”と考える習慣がつき、それが税理士試験合格にも繋がったと感じています。また、管理会計や監査論など、税理士試験対策だけでは学ぶことのできない領域への理解を深められたことは現在の実務にも活きています。本研究科で身につけた知識と物事を多角的に考える力、そして志の高い仲間たちとの出会いは私の貴重な財産です。
私のオススメ科目
- ゼミ
- 修士論文に関する個別指導の他、判例を題材にした輪読が行われる少人数制のゼミ。約半数は社会人学生だったため、それぞれの経験などに基づいた多様な意見に接することができ、視野を広げる機会にもなりました。
- エクスターンシップ
- 税理士法人で2週間の実務体験ができるプログラム。税理士の仕事に対する具体的なイメージを掴むことができましたし、税務の第一線で活躍する方たちの姿を目にすることで、勉強へのモチベーションも高まりました。
- 租税法総論
- 租税法の基礎概念を学ぶ科目。今、直面する問題は何か?その解決方法は?など、常に考えることが求められ、毎回小テストがあるハードな授業でしたが、ここで養った知識・考え方は修士論文の執筆にも役立ちました。
お金のやりくり法
大学卒業後すぐに進学したため、学費はすべて家族に援助してもらいました。税理士になりたいという私の夢を応援し、大学院2年間の学びを支え続けてくれた家族には心から感謝しています。
ある一日のスケジュール
9:00 | 起床。食事をしてから大学院に向かいます。 |
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11:00 | 授業。1日1〜2コマの授業を履修していました。社会人が出席しやすい夜間開講の授業もあり、私はケース・バイ・ケースで(後述)使い分けていました。 |
16:30 | 自習。院生専用の自習室で復習やレポート作成、修士論文の準備などを行います。広くてきれい、しかも一人ずつパーテーションで仕切られた利用しやすい学習室でした。 |
18:30 | 受験対策。週3日程は専門学校で受験対策講座を受講していました。その講座がない日は大学院の夜間開講科目を履修したり、自習室で勉強したりしていました。 |
22:30 | 帰宅。税理士試験に対応するため、寝る前はテキストを見直して必要事項の暗記(理論など)を習慣にしていました。 |
25:00 | 就寝。長い1日が終わり夢の世界へ…。 |