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文化ファッション大学院大学 ファッションビジネス研究科
- MBA
- 東京都
- 大学院
昔からの夢を叶えるため
未経験からファッション業界へ。夢を叶えるため、国境を越えて大学院に進学しました。
セキ インセンさん(38歳)
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輔仁大学卒業後、日本語学校へ。その後、13年間、台湾のIT企業、電子部品メーカーなどでキャリアを積み、2019年4月、日本への留学、ファッション業界への転職を叶えるため同大学院に入学した。
大学院進学の理由
中学生のころに手に取った、日本のファッション誌。思えば、それがすべての始まりでした。長年、台湾の企業に勤めてきましたが、「人生100年。後半は大好きな日本で、大好きなことを仕事にしたい」と思い、一大決心をして日本の学校に留学することを決めたんです。専門学校も検討しましたが、最終的に「より高度なビジネス知識を学びたい」と日本唯一のファッションの専門職大学院を選択。「いつかは自分のショップを持ちたい」という夢も、大学院を選択する大きな理由のひとつになりました。
大学院での学びの魅力
起業も、ただの夢ではなくなる。そう確信できるほど、同大学院の授業は本格的かつ実践的な内容になっています。たとえば必修科目のなかにはファッションブランドを立ち上げる講義があるのですが、この授業ではただ企画するだけでなく、事業計画や収益計画、資金調達などについても徹底的に練り上げていくんです。220ページにおよぶ企画書を仕上げるのは決して簡単なことではありませんでしたが、業界の第一線で活躍する教授から直にビジネスを学べたことは私の大きな自信になりました。
私のオススメ科目
- ブランドマネジメント演習
- 1年次は基礎の授業も豊富にあるのですが、この講義では「新ブランド立ち上げ」をテーマに、事業戦略や市場分析はもちろん、素材、仕入れ、工場、流通、販売チャネルについても徹底的に検討していきます。
- アカウンティング/ファイナンス
- M&Aの会社を経営している実務家教員から、財務諸表や決算報告書などの読み解き方を学習。実際に経営破綻した企業を事例に、“事業計画書の妥当性を検証する”という課題にもチャレンジしました。
- ロジスティクス論
- 物流コンサルタントの方から物流現場の課題や最先端事例を学習。先生は事業環境の変化についても見識が深く、毎回、SDGsや内面ファッションなどのキーワードについても解説してくださっていました。
お金のやりくり法
夢のために貯めていたお金で、学費と生活費を賄っています。現在は大学院独自の奨学金制度も利用させてもらっているのですが、年間授業料相当額を給付していただけることは社会人としてはとても助かっていますね。
ある一日のスケジュール
8:00 | 起床。一日の支度をしたあと、メールとニュースをチェック。午前中の授業に備えるため、事前に配布されたレジュメなどに目を通します。 |
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9:20 | 授業開始。現在はコロナの影響もあり、オンラインで「ファッションビジネス起業論」を受講しました。「業界のマネジメント特性」などはもちろん、この授業では資金調達の方法や日本の税金の種類なども学びます。 |
10:50 | 「ファイナンス」の授業を受講。レポートに関する講評をいただきました。どんな視点が足りないか。どんな記述をすべきか。先生はレポートの細部まで確認したうえで、毎回、丁寧なコメントをしてくださいます。 |
12:30 | お昼休憩。ランチをすませたあと、就職活動のために企業研究を進めます。キャリア支援が充実していることも同大学院の魅力のひとつ。先輩たちのなかにはマーケティングや広報部門などで活躍する方もたくさんいます。 |
15:00 | 「マーケティング戦略論」に出席。教授や同級生とディスカッションしました。なかには卒業後に自身のブランドを立ち上げる予定の同級生もいますし、色々な夢を持つ仲間たちとの議論にはいつも刺激をもらっています。 |
16:50 | 授業終了。夜の食事の準備などをします。現在は図書館も利用できるようになったため、授業終了後に参考資料などを借りに行くこともあります。 |
19:00 | 1時間ほど運動不足解消のために有酸素運動やヨガを楽しみます。趣味のファッションコーディネートや料理の勉強の時間に充てることもありますね。 |
21:00 | 自由時間でリフレッシュしたあとは、レポートに取り組みます。どの課題もレベルが高いのですが、コンサルタント会社や商社、百貨店などでの豊富な経験を持つ教授陣から学べることは私の大きな励みになっていますね。 |
23:00 | 就寝。ときにはファッションの研究のためにドラマを見ることも。好きな国で、好きなことを学ぶ。社会人から学生に戻って、改めて“学べることの素晴らしさ”を実感しています。 |