在学生・修了生インタビュー

早稲田大学大学院 法務研究科

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昔からの夢を叶えるため

司法試験の基本書を執筆されている先生など、法曹の第一人者から学べるのが魅力です

江藤 寿美怜さん(31歳)

福岡県出身。2011 年3月早稲田大学法学部卒業後、早稲田大学大学院法務研究科入学。2013年3月同研究科修了後、司法試験に合格。現在、弁護士法人中央総合法律事務所に弁護士として勤務。

法曹を目指した動機

小さい頃、TVドラマやドキュメントで見た法曹人の活躍の姿に憧れて法学部に進学。大学時代は民事訴訟法のゼミに所属していたものの、それ以外の科目は手つかずの状態でした。そのためロースクールを選ぶ際、重視したのは学修環境や指導体制。早稲田は司法試験受験者の多くが使用する基本書を書かれた先生方がおられ、その先生方に直接質問できる恵まれた環境です。また、学生の能力とやる気も高く、自主ゼミなど互いに切磋琢磨できる仲間たちと出会えた点も素晴らしかったと思います。

実際に学んでみた印象は?

法律の学修は暗記が多いと思われがちですが、授業では「なぜそうなるのか?」と徹底的に指摘されるため、論理的に考える習慣が自然と身についていきました。司法試験を突破するために必要なインプットは一つひとつの授業をしっかりと受講すれば十分で、一発合格にも繋がったのだと思います。現在は弁護士として法律事務所に勤務しており、依頼者の力になれるよう全力で取り組む日々にやりがいを感じています。今後は企業のビジネススキームの構築やIT化に寄与できる力も磨いていきたいです。

私のオススメ科目

お金のやりくり法

早稲田大学は奨学金制度を多く設けてくれており、司法試験合格までの道のりを経済的にサポートしてくれるため助かりました。なかでも稲門法曹奨学金は年間授業料相当額の給付を受けられるなど充実しています。

ある一日のスケジュール

8:00 8時に起床後、キャンパスへ向かいます。
9:00 午前の授業を受講。法曹界の第一人者の先生による授業は刺激が多い。授業のない空き時間は予習、復習や論文を書く練習などに取り組んでいました。
12:10 昼休憩。休み時間はしっかりとることを意識していました。キャンパスの周りには定食屋が多いので便利です。
14:30 午後の授業を受講。先生方だけではなくアカデミック・アドバイザーの方々にも支えてもらいながら学ぶことができました。
16:00 授業後や空き時間を活用し、自主ゼミを開催。起案した文章を仲間同士で指摘し合うことで、自分では考えられなかったことが見えてくるなど発見が多くありました。
19:00 夕食後、自習室が閉まるまで勉強。授業の予習、復習などに取り組みました。
22:00 帰宅後、司法試験の過去問題を実際と同じ試験時間で起案。
24:00 翌日の準備をしてから就寝。