在学生・修了生インタビュー

聖徳大学 通信教育部 心理・福祉学部 心理学科

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専門性を高めるため

国家資格「公認心理師」を取得し、臨床心理の実践と援助要請行動の研究を両立したい

大橋 英永さん(27歳)

公認心理師の大学必要科目取得のため、2018年4月に聖徳大学へ3年次編入学。2020年3月卒業。卒業後は東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コースに進学し、公認心理師取得を目指している。

公認心理師対応カリキュラムが決め手となり、聖徳大学へ入学

広告制作会社で勤務していましたが、忙しすぎて体調を崩してしまったんです。その時に臨床心理士のお世話になったことが、心理職に関心を持ったきっかけですね。臨床心理を専門的に学び、困っている人を援助する仕事に就きたいと、心理職の国家資格「公認心理師」の取得を決意しました。3年次編入学で必要な大学科目を修得できる大学がなかなか見つからない中、聖徳の説明会に参加。2年間で修了できる公認心理師対応カリキュラムが整っていることが分かり、「ここだ!」と入学を即決しました。

聖徳での学びのすべてが大学院での研究にも活きている

聖徳卒業後の進学先は、東京大学大学院。私の研究テーマ「サービスギャップの解消」に関する領域を専門とする先生に師事しています。聖徳での2年間は、自宅で教科書と向き合う時間も、スクーリングで実践的に学べたこともすべてが貴重な体験。聖徳で基礎心理学をしっかり学んだことが、援助要請行動を中心とした大学院での学びに活きていると感じます。公認心理師取得後は、博士課程へ進学予定。カウンセリングなど臨床心理の現場で実践を積み重ねながら、研究をより深めていきたいですね。

私のオススメ科目

お金のやりくり法

聖徳在学時は、放課後等デイサービスを提供する療育施設や学習塾など、いくつかのアルバイトを掛け持ち。学費はアルバイト収入で賄っていました。学費がリーズナブルなことも聖徳の魅力ですね。

ある一週間のスケジュール

月曜日 14〜18時、療育施設でアルバイト。午前中1〜2時間、帰宅後3時間の学習時間を確保し、レポート提出に向けて教科書を読み始めます。入学直後の3〜4ヵ月は、スタートダッシュをして1ヵ月2〜3科目をこなしました。
火曜日 16〜22時で学習塾でアルバイト。夕方にアルバイトが入っている日は、主に午前中〜昼過ぎが勉強時間でした。レポート課題の設問を見て何を問われているかを確認しつつ、少しずつレポートを執筆し始めます。
水曜日 14〜18時、療育施設でアルバイト。夜はレポート作成を進めながら、週末の科目終了試験に向けた学習を開始。提出したレポートを見て、学習していたときのことを思い出しながら知識の定着を図っていました。
木曜日 14〜22時で療育施設と塾のアルバイトを掛け持ち。午前中に少し勉強してから、アルバイトへ。帰ってから勉強しようと思っても、結局疲れて眠ってしまうこともありましたね。
金曜日 16〜22時、学習塾でアルバイト。午前中にレポートを書きあげ、帰宅後に印刷して大学へ郵送。レポート作成、添削指導、試験準備のタイミングで複数回復習できるから、理解が深まります。
土曜日 12〜19時で軽作業アルバイト。帰宅後、日曜日の科目終了試験に向けて最終確認。アルバイトのない日は、国会図書館で資料を探すなど、時間が必要な勉強に充てていました。
日曜日 科目終了試験当日。3科目受験のため、9時に試験開始。試験が終わった後は達成感でいっぱい!午後は羽を伸ばしてリラックスしていました。メリハリをつけて勉強することも、通信教育を続けるコツですね。