在学生・修了生インタビュー

聖徳大学 通信教育部 心理・福祉学部 心理学科

  • 心理・人間
  • 千葉県
  • 通信制

新しい可能性を見つけるため

法律・臨床心理の専門性を活かし、困難を抱える方を支援する活動を拡げたい

芝池 俊輝さん(44歳)

「ことのは総合法律事務所」の代表弁護士として活動する傍ら、2018年4月、聖徳大学に3年次編入学。2020年3月卒業後は武蔵野大学大学院人間社会研究科人間学専攻臨床心理学コースに進学。

国家資格「公認心理師」の誕生が転機となり、聖徳大学に進学

弁護士として国際離婚や国際的な労働問題、犯罪被害者支援などに取り組んでいます。法律相談に訪れる方や依頼者の中には心理的な問題を抱えている方も少なくありません。法律的アプローチだけでは対応するのは難しいと感じ、10年ほど前から心理カウンセリングを専門的に学びたいという思いを持っていました。国家資格「公認心理師」の誕生が転機となり、仕事と両立して学べる通信制大学への進学を決意。体系的で優れた公認心理師対応カリキュラムが整っている聖徳大学で学ぶ道を選びました。

聖徳での学修が困難を抱える方に対する新たな支援につながった

聖徳卒業後は、トラウマやPTSD(心的外傷後ストレス障害)を専門的に学修できる武蔵野大学大学院に進学。国際離婚による親権の問題に直面した母親の心理状態を研究テーマとしています。聖徳で心理学の体系的な知識を修得できたことが、学修や研究に活きていますね。公認心理師、臨床心理士の資格取得後は、困難を抱えるクライエントを法的にも心理的にも支援したい。そして、心理職や福祉職など専門職の仲間と共に、困っている方を支援する組織を構築し、その活動を拡げることも目標です。

私のオススメ科目

お金のやりくり法

2年で卒業し、大学院に進学するという目標を持って入学。初めに2年間でかかる学費を計算していたので、それまでの貯蓄から計画的に支払うことができました。

ある一週間のスケジュール

月曜日 弁護士事務所の相談業務は、平日の9時〜20時。海外のクライエントもいるので、オンライン対応することもあります。22時くらいまでは事務所で仕事をしているため、聖徳在籍時は隙間時間を活用して勉強していました。
火曜日 事務所で業務。クライエントの相談が入っていない時間や、移動時間が平日の学習時間。日曜日に図書館でレポート作成に必要な資料を集め、そのコピーを持ち歩いて、空き時間に目を通して理解を深めていましたね。
水曜日 事務所で業務。通信教育で本格的に学ぶのは初めてでしたが、スクーリングや科目終了試験が学修の良いペースメーカーになりました。
木曜日 事務所で業務。多彩なバックグラウンドを持つ仲間との出会いも大きな刺激に!志の高い仲間たちと、「ことのはカウンセリング&サポート」という組織を作り、困難を抱える方の支援も行っています。
金曜日 事務所で業務。レポートは月4本くらいを提出。どちらかというと、ギリギリにならないとやらないタイプの私。締め切りが近くなると、午後や夕方のスケジュールを空けて、レポート作成に集中することもありました。
土曜日 休みは自分で決めていますが、土日にクライエントの相談に対応することもあります。聖徳のスクーリングは、夏期・冬期などの長期休みの期間中に集中して行われる科目もあり、仲間と密度の濃い時間を過ごせました。
日曜日 科目終了試験のある日曜日以外は、図書館で朝から資料集めや勉強を。科目終了試験は1年次は2科目、2年次には3科目ずつ受験していました。