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聖徳大学 通信教育部 心理・福祉学部 心理学科
- 心理・人間
- 千葉県
- 通信制
専門性を高めるため
公認心理師と臨床心理士を取得し、予防的カウンセリングを身近なものとして提供したい
岸原 麻衣さん(28歳)
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公認心理師カリキュラムの整っている聖徳大学に2018年4月、3年次編入学。2020年3月卒業。卒業後はお茶の水女子大学大学院人間文化創成研究科人間発達科学専攻発達臨床心理学コースに進学。
働く人のサポートのため、臨床心理を専門的に学ぶことを決意
転職するかどうか悩んでいた時にカウンセリングを受けました。プロの臨床心理士に話を聞いてもらうことで考えや状況を整理でき、また、自分を取り戻していく感覚があったんです。加えて、多くの職場ではメンタルヘルスケアが充分でないことも感じていました。そうした経験から、働く人をメンタル面からサポートしたいと考え、公認心理師と臨床心理士の両資格の取得を決意。仕事と両立して学ぶため、通信制大学の中でいち早く公認心理師カリキュラムに対応していた聖徳大学への進学を決めました。
心理学の基礎を幅広く学び、実践的な知識や技術を修得
心理学を専門的に学ぶことは初めてだったので、聖徳では心理学の基礎を幅広く学ぶことに取り組みました。中でもスクーリングで実践的に知識を修得できたことは、大学院受験対策にも大学院での学びにも活きています。聖徳卒業後は、お茶の水女子大学大学院へ進学。発達臨床心理学の分野で学修・研究を進めています。大学院卒業後は心理臨床家として、多くの経験を積みたいと考えています。将来はカウンセリングオフィスを開業し、予防的なカウンセリングを身近なものとして提供したいですね。
私のオススメ科目
- 心理的アセスメント II ・ III 【スクーリング】
- 計6日間のスクーリングで、知能検査、症状評価検査、パーソナリティ検査など心理アセスメントに必要な検査法を体験しながら学べた科目。検査用具に触れた経験が、大学院の受験対策や大学院での講義で役立ちました。
- 心理演習 【スクーリング】
- ロールプレイングなどの演習を通して、3日間で多様なカウンセリング技法の訓練ができました。禅や自我心理学の視点を交えた話もあり、視野が拡がり深まるような、ユニークな学びの機会だったと感じています。
- 社会・集団・家族心理学 III 【レポート】
- 家族心理学の入門編といえる科目です。家族システム理論や家族ライフサイクル理論を学び、現代家族に関する諸現象を理解するためのひとつの視点を身につけたことで、クライエントの状況を想像しやすくなりました。
お金のやりくり法
フレックスの仕事の収入から学費を納めていました。聖徳の学費はリーズナブルなので、とても助かりました。
ある一日のスケジュール
8:00 | 起床。9時には自宅を出て、勤務先へ。大学院受験前は通勤電車で参考書を読むことも。レポート課題に本格的に取り組んだのは、入学してから3〜4ヵ月後。2年で卒業するために、月3〜4本はレポートを提出していました。 |
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10:00〜13:00 | カウンセリングオフィスの事務職として勤務。フレックスタイム制だったので、仕事と学びを無理せずに両立することができました。 |
13:00〜15:00 | お昼ご飯を食べた後は、課題のテキストや書籍を読んだり、レポートを書いたりと、勉強の時間に充てていました。 |
15:00〜18:00 | 仕事の時間。事務職としてでしたが、在学中に心理職の現場の雰囲気を知ることができる貴重な経験を得ることができました。 |
19:00〜21:00 | 仕事帰りにカフェで2時間ほど勉強。大学院受験前の半年間は予備校に通い、受験対策にも力を入れていました。 |
23:00〜1:00 | カフェや予備校での勉強を終えて、帰宅するのは22時ごろ。家ではのんびりしたくてほとんど勉強はしていませんでしたが、大学院受験前は23〜1時の2時間ほど勉強することも。 |
1:00 | 就寝。科目終了試験がある週は、前日の土曜日に集中して試験対策に取り組みました。3科目受験の前日は、ほぼ終日勉強していましたね。 |