修了生インタビュー

日本女子大学 リカレント教育課程

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学びは終わらない。キャリアと向き合い、仲間と

北澤 博子さん (写真左)
沼田 夫佐与さん (写真右)

2020年01月31日

本当にやりたい仕事は何かと問い直した時、リカレント教育課程の受講を決意

北澤:家族の海外転勤のために、6年間2か国に海外帯同しました。⽇本に帰国後、女性の復職の良い経験談はないかと思いネットで検索したところ、日本女子大のリカレント教育課程を知り、「入学・キャリア相談会」に参加しました。しかし、当時は、事務職で働くことを優先して受講には⾄りませんでした。

その後、勤務先から会社の移転と契約形態の変更を打診されました。その時に、今の仕事を定年までずっと続けていけるか迷いがありました。人生100年時代に年齢やブランクを言い訳にせずに、本当に⾃分がやりたい仕事は何かと自分自身に問い直し、過去に経験した職種に再挑戦しようと決めました。
 決めたからといって簡単に希望の職種に就けるかといったら、そう簡単ではありません。そこで以前ご相談した日本女子大のリカレント教育課程を思い出し、仕事のベースを学べて、しかも希望する仕事に関係のある授業も学べるため、1年間リカレント教育課程で頑張ってみようと思ったことが受講のきっかけです。
 また、勉強し直すことに、家族全員が「頑張って。」と応援してくれたことも受講への後押しになりました。

受講生同⼠がサポートしあう関係が、心の大きな支えに・・・

北澤:私が学んだ科目は、社会保険労務⼠準備講座、TOEIC、時事英語、ビジネス英語、IT(Excel、Word、Access)、貿易実務、記録情報、国際協⼒ボランティア、日本語コミュニケーション、プレゼンテーション、キャリアマネジメント等です。この中でも、再就職に役立った科目は、特にIT、プレゼンテーションの授業でした。
 また、日本女子大の特色として、英語や日本語といった語学系が強いため、ビジネス英語や日本語コミュニケーションで毎回出される課題をこなしていくと、自然とビジネスで必要な知識は身に着けられました。

そして、日本女子大リカレント教育課程のカリキュラムは、受講終了後に働き始めることを想定し、週4日から週6日で単位が取得できるように考慮されています。ですから、働き始めた時にスムーズに身体がついてけるし、自然と自分自身で仕事と家庭にさくスケジュール管理ができるようになります。

授業人数はクラスによりますが数名から30人強、大学学部開講科目を選択すれば、日本女子大の学生の皆さんと共に学ぶこともできるので100人強ということもあります。リカレント受講生の年齢層は20代後半から50代でしたが、40代の方が大半でした。皆さんバイタリティがあって、学ぶことにいい意味で貪欲ですから強い刺激を受けましたし、共に学ぶ友人の存在はとても大きかったです。

勉強面では、授業が終わると「人間交流室」に集まって、課題に取り組み、グループのプレゼン前には何度も議論を重ねたりしました。ITの授業の後には「コンピュータ演習室」に集まっては、わからなかった所を教え合ったりしました。
 また、気持ちの面では、リカレント教育課程を受講中に、勉強や就職の悩みはもちろんですが、家事や育児の悩みなどもありました。一つの悩みをポンと投げると、似た境遇にいる方が多いせいか、どんな悩みでも誰かが答えやヒントを返してくれました。リカレントの友人達の輪の中で解決策を見つけることができるので、本当に友人達には助けられました。

大学なので、単位を取得しないと修了できません。でも皆さん様々なご家庭の事情があるため、欠席になってしまう場合は、自然とノートを共有し、皆でフォローし合う環境がありました。こういった自然とお互いを支え合う環境があったからこそ、1年間の長丁場のリカレント教育課程も乗り越えていけたと思います。一緒に学び、支え合って共に走り抜けた友人達の存在は私の心の大きな支えでした。

学びは終わりがないもの。学びを通じて本当の自分を知ることができる。

北澤:日本女子大のリカレント教育課程を受講して実感したことは、学びには終わりがないということです。一つが終わってもまだまだ学びたいという気持ちがある限りはその学びには終わりがありません。

また、今回1年間学び終えて、「学びを通じて、本当の自分をより知ることができる。」ということに改めて気づくことができました。これはリカレントで1年間学び続けたからこそ改めて気づけたことなので、1年間頑張った私の財産になりました。

最後に、人には家庭・仕事・趣味など様々な立場があると思います。その立場や役割もとても大切なのですが、その立場から少し離れてみて、自分の人生の真ん中に自分自身をおいてみてください。その時に、学びたいという気持ちが湧いてきたら、是非学ぶことに一歩踏み出してみてください。きっと学びを通じて今まで気づけなかった自分の中の本当の自分に出会うことができると思います。

どうやって今まで自分が歩いてきた人生をまとめてみようかと考えたとき、日本女子大学のリカレント教育課程に思い至りました。

沼田:私もいわゆる転勤族の妻です。海外に3回ほど行き来する中で、子育てをしていました。リカレント教育課程については、創設時に新聞記事を読んで知り、女性の働き方も変わってきていると感じながらも、当時は忙しい転勤生活を送っていました。

海外にいる間は在留資格の関係で基本的には働けず、日本にいる間はその期間でできる仕事に就いていました。一つ一つを見ると楽しく充実した仕事をしていたと思うのですが、全体的には何の関係性もない仕事で、振り返ってみるとまるで虫食いのようなキャリアになっていました。そのため、正社員としての再就職は年齢的にも背景的にも難しいなと感じる中、日本女子大学のリカレント教育課程を思い出し、門戸をたたかせていただきました。

大学での学びで刺激を受け、「生活」について学びをすすめるため大学院に挑戦。

沼田:私は、リカレント教育課程を修了した後にこちらの大学院に進学しており、再就職をしていないという点ではリカレント教育課程の目的に合っているか不明ですが、「学び」の大切さを実感しました。
 リカレント教育課程は、ITと英語を必須にした上に色々と肉付けをするというスタイルですが、私は「消費生活アドバイザー」の資格取得を目指しました。「消費生活アドバイザー」はとても難しそうだったので、やりがいがあるなと感じて自分を奮い立たせることができました。各地で経験した自分の生活の基盤を、学びに変えることができるとも思いました。

また、リカレントの授業を受けながら、希望すれば学部の授業も受けられることが良い刺激となりました。私は、様々な場所での生活の基盤を築くために、インフラに関する手続きや地域や学校に関する住民参加など多くの経験をしてきましたが、これらの「生活」について学ぶことができると知り、大学院に挑戦してみようと思いました。

一人ではできない学びがある。励まし合いが私には力になりました。だから一緒に学びましょう。

沼田:リカレント教育課程で最も印象に残ったことは、同じようなバックグランドとポテンシャルを持った人たちが、「学び」を通して、励まし合ったり肯定し合ったりできたことです。
 「学び」はずっと続くと思っています。再就職のための学びはもちろん、再就職を希望しなくても、どんどん変わる社会の中で生き続けるためには、新しいことをきちんと学び続ける必要性があると思います。例えば、社会保障制度の年金や介護保険制度などです。再就職をすれば会社の中で学びの機会を得ることもできるでしょうが、大人になってからの生活の中での学びの機会はほとんどないので、生活に密着した学びの場として、リカレント教育課程のような機会がもっと多くあるといいなと思います。

これから学ぼうとしている方々へは、「一緒に学びましょう」と伝えたいです。同じようなポテンシャルを持った人達が集まって、励まし合いながら切磋琢磨することで、一人では不可能なことでも、可能になります。そのような励まし合いが私にはとても力になりました。ですから、「一緒に学びましょう」と伝えたいのです。

沼田さん