講座・課程詳細

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JMOOC 動物福祉学入門(帝京科学大学提供)

団体名
JMOOC
課程名
動物福祉学入門(帝京科学大学提供)
課程区分
その他
地域:詳細

科目・講師
科目・講師詳細にてご参照ください
開講日時
2021/1/27
受講期間の目安
受講料
無料
学費支援
(奨学金)
無し
学費支援(教育訓練給付金)
無し
ジャンル
自然科学
通学/通信区分
通信
募集期間
2020/12/4~2021/3/3
講座の概要
講義内容
「動物が好き」あるいは「動物と関わる職業に就いている」という人にとって「動物福祉(アニマルウェルフェア)」という言葉は聞いたことがあるかもしれません。しかし、「動物福祉とはどのようなことか」と問われると、説明できる、あるいは、よく理解しているという人は少ないのではないでしょうか。そこで、本講座では、動物福祉の概念、および、状態を把握するための科学的・客観的な方法について解説していきます。また、伴侶動物、産業動物、実験動物、展示動物(動物園・水族館)、野生動物に至るまでの、さまざまな種類の動物における取り組みの現状を紹介しながら、動物の福祉状態を改善する方法や、現在そして今後目指すべき方向性について議論し、考えていきます。


Week1 :動物福祉とはなにか 2021/1/27(水)~ 選択式テスト
動物福祉の概念について学ぶとともに、「動物愛護」や「動物の権利」といった考え方との違いや、歴史や世界的な動き、法令や社会との関係などについても解説していきます。これらを通じて、動物福祉に取り組む必要性について理解と考察を深めます。
〇さまざまな動物観
〇私たちはなぜ動物の福祉を考えるべきなのか
〇動物福祉改善の歴史
〇動物福祉の概念:動物愛護や動物の権利との違い


Week2 :動物福祉のとらえ方 2021/2/3(水)~ 選択式テスト
動物の福祉状態は、どのようにとらえ、評価することができるのでしょうか。動物の状態を科学的・客観的に把握するための方法や考え方について学びます。
〇動物福祉をとらえる上での3つの柱:「こころ」「からだ」「動物の本来のすがた」
〇動物の「こころ」:動物の主観的経験
〇動物の「からだ」:動物の健康と機能性
〇動物の「本来のすがた」:正常な,本来の,内的に動機づけられた行動パターン
〇動物福祉評価の実際


Week3 : 動物の福祉状態を改善するために 2021/2/10(水)~ 選択式テスト
動物の苦しみが減り、喜びが増え、より幸せに暮らす(QOL改善)ためには、私たち人間は何をすべきなのでしょうか。動物の福祉状態を良好にするためのアプローチや考慮すべき環境要因について解説していきます。
〇栄養
〇物理的環境
〇衛生・疾病管理
〇仲間との関係
〇人との関係


Week4 : 動物福祉のいまとこれから 2021/2/17(水)~ 選択式テスト
人間と関わりがある動物は「伴侶動物」「産業動物」「実験動物」「展示動物(動物園・水族館)」「野生動物」に分類されます。これらの各分野における動物福祉への取り組みの現状を知り、目指す方向性について理解します。
〇それぞれの分野の現場における動物福祉の取り組みの紹介
〇まとめ:動物をきちんと見て、正常との違いを確認し、施設・管理を見直す動物福祉について十分理解し、私たち人間が動物の福祉に配慮してどのような行動をとるべきか考える。動物関連職従事者であれば、学んだ知識を実際の現場で糧とすることができる。


動物や社会制度に関する一般的な知識、および、高校レベルの生物学(とくに動物行動学・動物生理学)に関する知識を持ち合わせていると理解しやすい。

科目一覧
科目詳細にてご参照ください
ホームページ
https://open.netlearning.co.jp/lecture/index.aspx?cid=00033J11
動画埋め込みURL
https://www.youtube.com/watch?v=LX0seiAgl9o

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