講座・課程詳細

マイページのお気に入りに追加されます

熊本大学 社会文化科学教育部博士後期課程人間・社会科学専攻

団体名
熊本大学
課程名
社会文化科学教育部博士後期課程人間・社会科学専攻
課程区分
正規課程
地域:詳細
熊本県熊本市中央区黒髪2丁目40番1号
地図で見る
科目・講師
開講日時
入学年度の4月~
受講期間の目安
14単位以上
受講料
入学料282,000円、授業料年額535,800円
学費支援
(奨学金)
有り
学費支援(教育訓練給付金)
有り
ジャンル
文系(文学・語学・社会学・国際・宗教・環境 他),心理系
通学/通信区分
通学
募集期間
本学HP参照 https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/shabun
機関コード
17401
定員
入学定員6名
期間
3年間
講座の概要
 博士前期課程の法政・紛争解決学専攻、現代社会人間学専攻を受けて、人間・社会科学専攻を構成する各学問領域及びそれらを融合して構築される諸領域において、学術研究発展の担い手育成を目的とする。
 本専攻は、公共政策学、法学、交渉紛争解決学、先端倫理学、フィールドリサーチ、認知哲学・心理学の6領域からなる。博士前期課程の法政・紛争解決学専攻、現代社会人間学専攻を受けて、法学、政治学、経済学、経営学、コミュニケーション情報学、比較文化・社会論、哲学、倫理学、社会学、文化人類学、地理学、言語学、心理学等各領域及びそれらを融合して構築される諸領域において、学術研究の発展を担うために必要な知識・能力を修得できるカリキュラムを編成する。授業科目は、主として(1)総合演習(1年次の必修科目であり、最新の理論や実践的成果を扱うゼミナールと研究計画・経過の発表討論を行う)、(2)個別演習((1)以上に専門的な分野に即した調査・分析能力の強化を目標とする科目であり、内容に応じてゼミナール、フィールドワークまたはワークショップが行われる)、(3)特別研究(複数の指導教員からの博士論文作成に向けての個別指導)からなる。これらに加えて、研究経過報告会(年に1度行われ、在学中2回の発表することが義務づけられている)、ならびに教員と学生の共同研究プロジェクト(「プロジェクト研究」として単位化)を実施している。
履修資格
【社会人入試】次の各号のいずれかに該当する者で,入学年の3月31日において,修士の学位等取得後2年以上又は学士の学位取得後4年以上の社会的経験を有するもの。(有職者に限らない。)
(1) 修士の学位又は専門職学位(以下「修士の学位等」という。)を有する者及び入学年の3月31日までに取得見込みの者
(2) 外国において,修士の学位等に相当する学位を授与された者及び入学年の3月31日までに授与される見込みの者
(3) 我が国において,外国の大学院の課程を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって,文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了し,修士の学位等に相当する学位を授与された者及び入学年の3月31日までに授与される見込みの者
(4) 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修し,修士の学位等に相当する学位を授与された者及び入学年の3月31日までに授与される見込みの者
(5) 大学を卒業し,又は外国において学校教育における16年の課程を修了した後,大学,研究所等において,2年以上研究に従事した者で,本研究科が当該研究の成果等により,修士の学位等を有する者と同等以上の学力があると認めた者
(6) 本研究科において,個別の入学資格審査により,修士の学位等を有する者と同等以上の学力があると認めた者(※)で,入学年の3月31日までに24歳に達しているもの
※(6)の対象者は,短期大学,高等専門学校,専修学校,各種学校(外国大学日本分校,外国人学校など)の卒業者,その他の教育施設の修了者などです。
対象とする職業の種類
特に職業の指定はありません。
身につけられる知識、技術、技能
【公共政策学領域】:
・公共政策学を構成する学問分野のうち、いずれかの専門分野に関する高度な知識を持ち、公共政策的な問題領域において課題を発見・追究し、当該領域の研究に新たな知見を加えることができる。
・公共政策学内の専門とする分野以外の分野及び隣接諸科学に関する知識、さらには、公共政策学が対象とする社会の諸問題、状況・動向等に対する知識
・英語での論文購読や外国の研究者との意見交換、情報交換ができ、国内外における研究動向を俯瞰する力
・地域社会の公共政策的な課題に対して、取組み方法あるいは解決への道筋を示すことができる。
【法学領域】:
・法学、少なくとも法学の特定領域に関する高度な専門知識を有し、当該領域における課題発見、原因追究及び課題解決のための研究能力
・法学に関する高度な専門知識と研究力。また、それと密接にかかわる隣接科学に対する深い関心と幅広い教養的知識
・特定領域の具体的問題に関して、少なくとも比較法的見地から取り組むことができるための高度な知識と幅広い視野を有し、問題解決のための調査・研究など積極的な行動力
・法学とその隣接科学の知識を踏まえて、地域における諸課題の解決に主導的に貢献することができる。
【交渉紛争解決学領域】:
・交渉による紛争解決と合意形成の理論と技法について高度な知識
・紛争解決の専門家に要求される理解力・洞察力を、またコンフリクトに対する柔軟な研究態度
・実社会の紛争場面においてグローバルな視点に立って実践的な能力を発揮できる。
・実社会の紛争場面において地域社会のリーダーとして実践的な能力を発揮できる。
【先端倫理学領域】:
・現代社会の倫理的諸問題を理論的・実証的に研究するために必要な、現代の倫理学に関する高度な知識とともに倫理学理論に関する高度の知識
・現代の倫理学の研究に不可欠な生命科学、自然科学、社会科学の幅広い知識
・一国では解決不可能な世界的規模にわたる倫理的問題の研究に必要な語学力を基礎にした普遍的な視野
・地域における倫理的諸問題解決に貢献できる。
【フィールドリサーチ領域】:
・フィールドリサーチ領域を構成するいずれかの分野におけるフィールドでの研究方法に関する高度な知識を持ち、研究課題に応じて調査を立案・実施し、報告書をまとめることを通じ、当該分野に新たな知見を加えることができる。
・人間科学および社会科学に関する幅広い知識
・国内外における研究動向を俯瞰する力。自分の研究内容を英語または他の外国語で説明することができる。
・先端的な知識を一般の人にも分かるように説明できる。
【認知哲学・心理学領域】:
・認知哲学または認知心理学のいずれかに関する高度な知識
・認知科学および隣接諸科学に関する高度な知識
・英語での論文講読ができ、国内外における研究動向を俯瞰する力。認知心理学においては、海外での学会発表もできる。
・先端的な知識を一般の人にも分かるように説明できる。
得られる能力
※「身に付けられる知識・技術・技能」にまとめて記載
科目一覧
修了要件
当該課程に3年以上在学し、教育部が定める授業科目について14単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、学位論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び最終試験に合格すること。
修了時に付与される学位・資格等
学位:博士(文学)、博士(法学)、博士(公共政策学)又は博士(学術)
成績評価の方法
授業科目を履修し試験に合格した者に所定の単位を与える。ただし、試験は筆記試験に限らず、レポート、実技の成績等によってこれに代えることがある。
社会人が受講しやすい工夫
夜間、土曜開講、集中講義の開講
ホームページ
http://www.gsscs.kumamoto-u.ac.jp/
卒業生の進路
進路状況 https://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakuseikatsu/careersupport/shuusyoku_data/tikubetu
試験日
学生募集要項(本学HP)参照 https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/shabun
合格発表
学生募集要項(本学HP)参照 https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/shabun
試験科目
学生募集要項(本学HP)参照 https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/shabun
入試方法
学生募集要項(本学HP)参照 https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/shabun

コメントを投稿する際はログインして下さい

ユーザーコメント