講座・課程詳細

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熊本大学 社会文化科学教育部博士前期課程現代社会人間学専攻

団体名
熊本大学
課程名
社会文化科学教育部博士前期課程現代社会人間学専攻
課程区分
正規課程
地域:詳細
熊本県熊本市中央区黒髪2丁目40番1号
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科目・講師
開講日時
入学年度の4月~
受講期間の目安
30単位以上
受講料
入学料282,000円、授業料年額535,800円
学費支援
(奨学金)
有り
学費支援(教育訓練給付金)
有り
ジャンル
文系(文学・語学・社会学・国際・宗教・環境 他),心理系
通学/通信区分
通学
募集期間
本学HP参照 https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/shabun
機関コード
17401
定員
入学定員18名
期間
2年間
講座の概要
 東アジア・ビジネス・コミュニケーション専門職コースでは、主として中国や台湾の大学で日本語の基礎を習得した留学生を対象に、日本の社会・文化・政治・経済制度等について体系的かつ実践的な教育を行うことで、東アジアを中心とするビジネス現場の懸け橋となる人材を養成することを目的とする。
 先端倫理学研究コースでは、現代社会の倫理的諸問題を理論的・実証的に捉え、それに対処しうる能力を養成することを目的とする。
 フィールドリサーチ研究コースでは、社会学・地域社会学・文化人類学・地理学・言語学・比較文学のいずれかの分野における専門的知識と調査技術力を向上させ、現代社会の実態を正確に捉える能力と批判力を養成することを目的とする。
 認知哲学・心理学研究コースでは、社会における実践的問題に対して合理的・客観的に対処する能力を養成することを目的とする。
 本専攻は、東アジア・ビジネス・コミュニケーション専門職、先端倫理学研究、フィールドリサーチ研究、認知哲学・心理学研究の4コースからなる。コミュニケーション情報学、比較文化・社会論、哲学、倫理学、社会学、言語学、地理学、心理学、文化人類学等広範囲な学術領域及びそれらを融合して構築される諸領域において、学際的な研究の発展を担うために必要な知識・能力を修得できるカリキュラムを編成する。授業科目は、主として(1)特別研究I(1年次の必修科目であり、最新の理論や実践的成果を扱うゼミナールと研究計画・経過の発表討論を行う)、(2)個別演習(各専門的な分野に即した調査・分析能力の強化を目標とする科目であり、内容に応じてゼミナール、フィールドワークまたはワークショップが行われる)、(3)特別研究II(複数の指導教員からの修士論文作成に向けての個別指導)からなる。これらに加えて、教員と学生の共同研究プロジェクト(「プロジェクト研究」として単位化)を実施している。
履修資格
【社会人入試】
次の(1)~ (10)のいずれかに該当する者で,2年以上の社会経験を有する者とし,有職者に限りません。(注1)
(1) 大学を卒業した者
(2) 学士の学位を授与された者
(3) 外国において学校教育法における16年の課程を修了した者
(4) 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における16年の課程を修了した者
(5) 我が国において,外国の大学の課程(その修了者が当該外国の学校教育における16年の課程を修了したとされるものに限る。)を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって,文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了した者
(6) 外国の大学その他の外国の学校(その教育研究活動等の総合的な状況について、当該外国の政府又は関係機関の認証を受けた者による評価を受けたもの又はこれに準ずるものとして文部科学大臣が別に指定するものに限る。)において,修業年限が3年以上である課程を修了すること(当該外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該課程を修了すること及び当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって前号の指定を受けたものにおいて課程を修了することを含む。)により,学士の学位に相当する学位を授与された者
(7) 専修学校の専門課程(修業年限が4年以上であること,その他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者
(8) 文部科学大臣の指定した者(昭和28年文部省告示第5号)(注2)
(9) 本教育部において,個別の出願資格審査により,大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者(注3)で,入学年の3月31日までに24歳に達しているもの(注4)
(10) 外国において学校教育における15年の課程を修了した者,外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における15年の課程を修了した者,又は我が国において外国の大学の課程(その修了者が当該外国の学校教育における15年の課程を修了したとされるものに限る。)を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって,文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了した者であって,本学の定める単位を優秀な成績で修得したと認めたもの(注4)
(注1)ただし,学位授与後2年未満の場合でも,次の事例に該当する者には出願資格を認めます。
①有職者で入学時にすでに継続して2年以上常勤している者
②主婦で通信教育等により学位を授与された者
③定年退職後に学位を授与された者
など
(注2)防衛大学校,水産大学校,海上保安大学校,気象大学校の卒業者など
(注3)短期大学,高等専門学校,専修学校,各種学校(外国大学日本分校,外国人学校など)の卒業者,その他の教育施設の修了者
(注4)出願資格 (9)又は(10)により出願しようとする場合は,事前に出願資格認定審査を行うため,学生募集要項を参照し、審査の申請を行ってください。
対象とする職業の種類
特に職業の指定はありません。
身につけられる知識、技術、技能
【東アジア・ビジネス・コミュニケーション専門職コース】:
・文化や社会関係の相違から生じるビジネス現場での諸問題を、基本的な法制度や社会制度の理解を踏まえたうえで解決できる高度な知識と能力
・日中両国の経済活動の特性及び異同を深く理解したうえで、高度な日本語運用能力を駆使し、当事者間の円滑なコミュニケーションを図ることのできる高度な知識と能力
・当専攻を構成する様々な専門分野が協働することにより、現代社会と人間を「読み解く基礎力」としての「調査能力」、現代社会と人間を「解決する基礎力」としての「コミュニケーション能力」「倫理的判断力」。フィールドとなる東アジア地域の環境や社会と文化について幅広い知識を含む。
・現代社会と人間の現象について、専攻する分野の知識を用いてグローバルな視野から理解することができる。
・東アジア地域の現代社会と人間に関する事象について、グローバル社会に向かって発信することができる見識とコミュニケーション能力
・東アジア地域におけるビジネスとコミュニケーションに関する課題について、専門とする知見を生かして、具体的な分析を行い、リーダーとして提案をしていける能力
【先端倫理学研究コース】:
・現代社会の倫理的諸問題を理論的・実証的に 研究するために、生命倫理学、環境倫理学、ビジネス倫理学、脳神経倫理学、政治哲学等の現代の倫理学に関する高度の知識とともに倫理学理論に関する高度の知識
・当専攻を構成する様々な専門分野が協働することにより、現代社会と人間を「読み解く基礎力」としての「調査能力」、現代社会と人間を「解決する基礎力」としての「コミュニケーション能力」「倫理的判断力」。生命倫理学、環境倫理学、ビジネス倫理学、脳神経倫理学、政治哲学等の現代の倫理学はすべて学際的であり、それらの研究に不可欠な生命科学、自然科学、社会科学の幅広い知識を含む。
・現代社会と人間の現象について、専攻する分野の知識を用いてグローバルな視野から理解することができる。
・自らの地域や日本の現代社会と人間に関する事象について、グローバル社会に向かって発信することができる見識とコミュニケーション能力
・現代の倫理的諸問題の多くは一国では解決不可能な世界的規模にわたる問題であり、その研究に必要な語学力を基礎にした普遍的な視野
・現代の倫理的諸問題の研究には普遍的視野とともに問題の生じる現場の知識が不可欠であり、それらの修得により地域における倫理的諸問題解決に貢献できる能力
【フィールドリサーチ研究コース】:
・社会学・地域社会学・文化人類学・地理学・言語学・比較文学のいずれかの分野におけるフィールドでの研究方法に関する高度な知識を持ち、研究課題に応じて調査を立案・実施し、報告書をまとめることができる。
・当専攻を構成する様々な専門分野が協働することにより、現代社会と人間を「読み解く基礎力」としての「調査能力」、現代社会と人間を「解決する基礎力」としての「コミュニケーション能力」「倫理的判断力」。人間科学および社会科学に関する幅広い知識を含む。
・現代社会と人間の現象について、専攻する分野の知識を用いてグローバルな視野から理解することができる。
・自らの地域や日本の現代社会と人間に関する事象について、グローバル社会に向かって発信することができる見識とコミュニケーション能力
・英語での論文を参照することができ、国内外における研究動向を俯瞰する力
・研究の意図・方法・成果について、専門の異なる地域の人々に対しても明快に説明することができる。
【認知哲学・心理学研究コース】:
・認知哲学または認知心理学のいずれかに関する高度な知識を持っている。認知哲学では、現象を論理的に考察する思考力を、認知心理学では、行動を通して心の働きを測定する実験的技能
・当専攻を構成する様々な専門分野が協働することにより、現代社会と人間を「読み解く基礎力」としての「調査能力」、現代社会と人間を「解決する基礎力」としての「コミュニケーション能力」「倫理的判断力」。認知科学および隣接諸科学に関する高度な知識を含む。
・現代社会と人間の現象について、専攻する分野の知識を用いてグローバルな視野から理解することができる。
・自らの地域や日本の現代社会と人間に関する事象について、グローバル社会に向かって発信することができる見識とコミュニケーション能力
・英語での論文講読ができ、国内外における研究動向を俯瞰する力を修得している。認知心理学においては、海外での学会発表もできる。
・研究の意図・方法・成果について、専門の異なる地域の人々に対しても明快に説明することができる。
得られる能力
※「身に付けられる知識・技術・技能」にまとめて記載
科目一覧
修了要件
当該課程に2年以上在学し、教育部が定める授業科目について30単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、学位論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び最終試験に合格すること。
修了時に付与される学位・資格等
学位:修士(文学)、修士(法学)又は修士(学術)
取得可能な資格:中学校教諭の専修免許状(社会)、高等学校教諭の専修免許状(地理歴史)・(公民)
成績評価の方法
授業科目を履修し試験に合格した者に所定の単位を与える。ただし、試験は筆記試験に限らず、レポート、実技の成績等によってこれに代えることがある。
社会人が受講しやすい工夫
夜間、土曜開講、集中講義の開講
ホームページ
http://www.gsscs.kumamoto-u.ac.jp/
卒業生の進路
進路状況 https://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakuseikatsu/careersupport/shuusyoku_data/tikubetu
試験日
学生募集要項(本学HP)参照 https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/shabun
合格発表
学生募集要項(本学HP)参照 https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/shabun
試験科目
学生募集要項(本学HP)参照 https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/shabun
入試方法
学生募集要項(本学HP)参照 https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/shabun

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