講座・課程詳細

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神戸市外国語大学 外国語学研究科修士課程英語教育学専攻

団体名
神戸市外国語大学
課程名
外国語学研究科修士課程英語教育学専攻
課程区分
正規課程
地域:詳細
兵庫県神戸市西区学園東町9丁目1
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科目・講師
開講日時
4月
受講期間の目安
40単位
受講料
入学金423,000円、297,000円(神戸市民及びその子弟)

学費
535,800円(年額)

【長期履修学生】
(3年)357,200円
(4年)267,900円
学費支援
(奨学金)
有り
学費支援(教育訓練給付金)
有り
ジャンル
「教育系」
通学/通信区分
通学
募集期間
第1次 6月(予定) 第2次 1月(予定)
機関コード
24501
定員
10名
期間
2年間(1~4年選択可)
講座の概要
現職教員として日頃の教育現場で必要とされる高度な英語運用能力や英語教師としての専門的な知識・技術の向上を目指す。大学教員と小・中・高校教員が理論と実践を学び合い情報を共有することを基本的姿勢としている。(身に付けられる知識、技術、技能)
①第2言語指導・及び習得に関する先端的知識
「4領域の指導法A・B」や「英語教授法」により、様々な学習理論に基づく教授法や4領域の具体的な指導法についての知識を身につけ、現場における実践研究にすぐに応用できるようにする。「英語教育指導分析2」では、授業を通じて学習した理論や指導法を勤務する職場で実践することを求め、ビデオや日誌による記録や担当教員による実践観察評価を行うことで先端的かつ実践的な知識を身につける。
②異文化理解能力と指導技術
国際語としての英語を教えるためには異文化に対する知識、感受性、柔軟な姿勢が求められる。「異文化理解教育」では、様々な文化的背景を持った学習者をも含めた多様な学習者を想定し、教室において教師に求められる柔軟な文化的対応力の育成をはかる。また異文化シミュレーションゲーム等を用いて応用実践力育成を行う。
③英語教育へのICT応用技術
インターネットは様々な新しい可能性を外国語教育にもたらし、教室という人工的な空間に世界の情報を瞬時にもたらしてくれるだけでなく、自らの情報を積極的に発信する手段としての機能もあることから学校での英語教育においてネットを中心とした情報収集・発信技術の応用は必修のものとなっており、「教育工学と英語教育」では様々な情報技術・機器をどのように英語教育に応用するうえでの知識・技術を習得する。
(得られる能力)
①英語教育の専門家としての高度な英語運用能力
「4領域の指導法A・B」、「児童英語教育法A・B」、「英語教育指導分析1・2」、「ティーム・ティーチング」、「アカデミック・ライティング」、「第二言語習得論」、「文学と英語教育」、「スピーチ・コミュニケーションA・B」、「カリキュラム・教材開発論」、「社会言語学と英語教育」を英語で行い、「スピーチ・コミュニケーション」では、様々なテーマについてのディスカッション、プレゼンテーション、スピーチを通して議論のできる英語運用力の育成をはかる。また、「通訳技能と英語教育」では、シャドーイング、逐次通訳、同時通訳等の高度な通訳訓練を通じて運用力の向上を図る。
②リフレクティブ・プラクティスによる教師としての自律的成長能力
「英語教授法」や「英語教育指導分析1・2」においては内省的アプローチ(Reflective approach)を積極的に導入し、教師としての自分を客観的に見つめることによって教室での事象を分析する技術を修得し、それによって臨機応変の対応や次の授業での変更、個々の学習者の学習過程に注意を払える感受性、観察力、分析力を育成する。特に英語教育指導分析1では授業実践記録を英語で取り、毎週1回Web上に挙げてクラス全員でコメントし合うことで教師の共同体育成と反転的教育実践を行う。
③小中高を見渡せる英語教育観
中学・高校で教える英語教員コースと児童英語教育にたずさわる小学校英語教員コースを並立させ、カリキュラム上で相互乗り入れをすることで、二つの異なる目的を持った語学教育を同時に視野に入れることを可能とする。
履修資格
本学修士課程への出願資格を満たし次の①~③すべてに該当する者。
①下記のいずれかを所持している者
・小学校教諭普通免許状1種、2種、専修免許状
・中学校教諭普通免許状1種(英語)、2種(英語)、専修免許状(英語)
・高等学校教諭普通免許状1種(英語)、専修免許状(英語)など
②免許状取得後1年以上の英語教育経験を有する現職教員
③出願時、並びに本学在学中に英語教育実践ができる場を持っていること
対象とする職業の種類
英語教員
身につけられる知識、技術、技能
英語4技能の教授法・指導法、学習者要因の理解等
①第2言語指導、及び習得に関する先端的知識
②異文化理解能力と指導技術
③英語教育へのICT応用技術
得られる能力
高度かつ実践的な英語運用能力・指導力等
①プロとしての高度な英語運用能力
②リフレクティブ・プラクティスによる教師としての自立的成長能力
③小中高を見渡せる英語教育観
修了要件
30単位以上の取得及び修士論文等の提出とそれに対する口頭試問等による審査の合格
修了時に付与される学位・資格等
修士(英語教育学)、中学校教諭/高等学校教諭専修免許状(英語)
成績評価の方法
科目により多少異なるが、受講者の発表を主体とした科目が多いので、出席状況、プレゼン、受講者の討議への参加、レポートを総合的に評価する。
社会人が受講しやすい工夫
週末及び夏季冬季の長期休暇期間中の集中講義による履修、長期履修制度(最長4年間まで)の導入
ホームページ
http://www.kobe-cufs.ac.jp/graduate/master/english_edu.html
卒業生の進路
英語教員
試験日
第1次
7月(予定)
第2次
2月(予定)
合格発表
第1次
8月(予定)
第2次
3月(予定)
入試方法
面接試問

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