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JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会) 東日本大震災の教訓を活かした実践的防災学へのアプローチ(東北大学提供)
- 団体名
- JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)
- 課程名
- 東日本大震災の教訓を活かした実践的防災学へのアプローチ(東北大学提供)
- 課程区分
- その他
- 地域:詳細
- 科目・講師
- 科目・講師詳細にてご参照ください
- 開講日時
- 2024/6/5
- 受講期間の目安
- 受講料
- 無料
- 学費支援
(奨学金) - 無し
- 学費支援(教育訓練給付金)
- 無し
- ジャンル
- 自然科学
- 通学/通信区分
- 通信
- 募集期間
- 2024/6/5~2025/3/28
- 講座の概要
- 東日本大震災の経験と教訓を踏まえ,また多発する国内外での自然災害の発生を受けて,自然災害対策・災害対応策や市民・社会の自然災害への処し方そのものを見直す必要がある。社会での変貌の中,災害や影響自体も変化しており,様々な災害の被害軽減に向けて社会の具体的な問題解決を指向する実践的防災学の礎を築くことが重要である。
その基礎となる災害科学は,事前対策,災害の発生,被害の波及,緊急対応,復旧・復興,将来への備えを一連の災害サイクルととらえ,それぞれのプロセスにおける事象を解明し,その教訓を一般化・統合化することである。
本講座では,東日本大震災における調査研究,復興事業への取り組みから得られる知見や,世界をフィールドとした災害科学研究の成果を社会に組み込み,複雑化する災害サイクルに対して人間・社会が賢く対応し,苦難を乗り越え,教訓を活かしていく社会システムを構築するための試行を紹介する。
講座は4つの構成で形成されており,各専門の教員が最新の知見や様々な知識・情報を提供する。第1週では,事前の取り組みの紹介も入れた被害実態と今後の教訓を概説し,第2週では,人間・社会科学的な側面を入れた被災地での復旧と復興を紹介する。第3週で,自然科学と防災への役割に視点を置きながら地震・津波のメカニズムと過去の履歴さらに将来予測についての研究事例を紹介する。最後に,仙台市で開催した2015年国連防災世界会議での議論と仙台防災枠組の取り組み,防災啓発・防災教育の現状,記録・伝承にいどむ取り組み,被災地での避難訓練事例などを紹介して実践的防災学の事例と将来を議論する。
※本講座は、2018年1月開講の第1回、2018年9月開講の第2回、2019年9月開講の第3回、2020年8月開講の第4回、2021年6月開講の第5回及び2023年6月開講の第6回と同じ内容となり、課題の一部を変更しております。
第1週:東日本大震災前の取組と被害実態—事前対策と事中対応
イントロダクション
地震津波活動と震災前の取り組み(被害評価,地域での取り組み)(1)
地震津波活動と震災前の取り組み(被害評価,地域での取り組み)(2)
東日本大震災の被害実態(地震,津波,原発)-被害の複合化と拡大過程,経験と教訓 (1)
東日本大震災の被害実態(地震,津波,原発)-被害の複合化と拡大過程,経験と教訓 (2)
東日本大震災の被害実態(地震,津波,原発)-被害の複合化と拡大過程,経験と教訓 (3)
東日本大震災の経験と教訓を伝えていく(1)
東日本大震災の経験と教訓を伝えていく(2)
東日本大震災の経験と教訓を伝えていく(3)
東日本大震災の経験と教訓を伝えていく(4)
第2週:被災地での復旧と復興—人間・社会科学的な側面
イントロダクション
ウェブニュースとソーシャルメディアに見る大震災(1)
ウェブニュースとソーシャルメディアに見る大震災(2)
東日本大震災の津波避難 なぜ津波から逃げられない,どうしたら逃げられる
東日本大震災後の津波警報の事例 人々は避難できたのか
地域で話し合う 地域ごとの津波避難計画
地域で避難訓練 避難訓練の方法と,自動車も使った津波避難訓練の実践例
復旧・復興の中での安全な地域づくり 避難できる地域づくりの例
復旧・復興の検証:見える復興(1)
復旧・復興の検証:見える復興(2)
第3週:地震・津波のメカニズムと履歴・将来予測—自然科学と防災への役割
イントロダクション
地震の発生メカニズム
津波の発生メカニズム
津波の特徴
2011年東北地方太平洋沖地震・津波(東日本大震災)(1)
2011年東北地方太平洋沖地震・津波(東日本大震災)(2)
地質学的アプローチ
過去の津波の研究方法(1)
過去の津波の研究方法(2)
震災後の津波防災対策の考え方
第4週:実践的な防災学と国際防災戦略—次への備え
イントロダクション
国際的な防災・減災への戦略—仙台防災枠組(1)
国際的な防災・減災への戦略—仙台防災枠組(2)
防災啓発・防災教育
記録・伝承にいどむ(1)
記録・伝承にいどむ(2)
被災地での実践的な避難訓練(1)
被災地での実践的な避難訓練(2)
実践的防災学の考え方
災害科学国際研究所の取り組みと将来
前提条件
特になし
課題内容
理解度確認クイズ(多肢選択) 70点
最終テスト 30点
修了条件
得点率60%以上
修了条件を満たした方には、東北大学オリジナルの修了証とオープンバッジ(※)が発行されます。
閉講日以降、登録メールアドレス宛にオープンバッジの案内が届きますので、記載された手順に沿って設定を行ってください。
詳しくは、オープンバッジ発行のお知らせをご確認ください。
受講解除者、メール配信停止者にはオープンバッジの案内ができませんのでご注意ください。
※オープンバッジとは
取得した知識やスキルを証明する国際技術標準規格のデジタル証明書。
ブロックチェーン技術を取り入れており、紙媒体の修了証と異なり改ざんや偽造が不可能で、デジタル履歴書やSNSでの公開など、様々な場面での活用が期待されます。
講義動画収録時期:2017年
- 科目一覧
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