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JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会) 解明:オーロラの謎(東北大学提供)
- 団体名
- JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)
- 課程名
- 解明:オーロラの謎(東北大学提供)
- 課程区分
- その他
- 地域:詳細
- 科目・講師
- 開講日時
- 2024/6/5
- 受講期間の目安
- 週:2,3時間程度×4週間
- 受講料
- 無料
- 学費支援
(奨学金) - 無し
- 学費支援(教育訓練給付金)
- 無し
- ジャンル
- 自然科学
- 通学/通信区分
- 通信
- 募集期間
- 2024/6/5~2025/3/28
- 講座の概要
- 寒い地域の夜空を彩るオーロラについて、光る仕組み、出現の特性、突然爆発する様子、そして、オーロラのエネルギーの流れなどについて講義します。
講師は、人工衛星による宇宙観測を推進している宇宙科学研究所にて、オーロラ観測衛星プロジェクトに携わり、オーロラ研究の最前線を経験したのち、安全な宇宙開発のために、JAXAにて、太陽環境変動の研究を進めました。そして、現在、東北大学惑星プラズマ・大気研究センターにて、望遠鏡群を用いて、太陽惑星環境を研究しています。
今回の舞台は、地球周辺の宇宙空間ですが、木星や土星にも、オーロラ現象は見られます。これらの惑星のオーロラの原因は太陽であることが、人工衛星や惑星探査機の活躍によって、明らかになってきました。太陽表面の絶え間のない変動、特に黒点の変動と、その影響を強く受ける惑星周辺の宇宙空間について、最新の人工衛星と地上望遠鏡の成果を基に、解説します。
そして最後に、地球のオーロラの光が、生命活動によって作られた酸素の光であることを確認し、これから始まる地球外生命探査の可能性で締めくくります。
※本講座は、2017年2月開講の第1回、2017年11月開講の第2回、2018年10月開講の第3回、2019年6月開講の第4回、2020年6月開講の第5回、2022年9月開講の第6回及び2023年6月開講の第7回と同じ内容となり、課題の一部を変更しております。
第1週:オーロラの不思議
イントロダクション
オーロラ観測の歴史
オーロラ研究の幕開け
オーロラの出す光
オーロラ概観
宇宙からのオーロラ観測
地球磁気圏
オーロラのふるさとを探る
他の惑星のオーロラ
第2週:活動する太陽
イントロダクション
恒星としての太陽
太陽の内部構造
太陽大気
太陽風
太陽の磁場
黒点
黒点の長期変動
太陽フレア
コロナ質量放出
第3週:惑星のオーロラ
イントロダクション
惑星の磁場
地球磁気圏
地球のオーロラ
宇宙空間のさえずり
木星のオーロラ
木星からの電波
土星のオーロラ
天王星と海王星のオーロラ
水星の磁気圏
第4週:望遠鏡と探査機で探るオーロラ
イントロダクション
地上からのオーロラ多点観測
宇宙からのオーロラ観測
地上からの惑星オーロラ観測
宇宙からの惑星オーロラ観測
木星探査機による観測
土星探査機
木星探査機 JUNO
水星探査機
まとめ
講師・スタッフ紹介
小原 隆博 (おばら たかひろ)
東北大学名誉教授
1985年東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程修了(理学博士)。文部省宇宙科学研究所(ISAS)助手、郵政省通信総合研究所(CRL)室長、情報通信研究機構(NICT)グループリーダー、宇宙航空研究開発機構(JAXA)グループ長、東北大学惑星プラズマ・大気研究センター長、東北大学大学院理学研究科副研究科長、理学教育研究支援センター長を経て、令和5年3月まで東北大学大学院理学研究科教授、研究科長補佐。
日本地球惑星科学連合(JPGU)理事、国連宇宙空間平和利用委員会(UN COPUOS)宇宙天気専門家会合議長、国際宇宙空間研究委員会(COSPAR)宇宙天気パネル議長等を歴任。2004年、田中舘賞(あけぼの衛星による極冠域オーロラと放射線帯電子加速に関する研究)受賞。専門は宇宙環境物理学。
主な著書
『総説 宇宙天気』(共著、京都大学学術出版会、2011年)
『太陽地球系科学』(共著、京都大学学術出版会、2010年)
『アシモフ博士の宇宙探検シリーズ(全26巻)』(福武書店)(訳)
前提条件
特になし
課題内容
理解度確認クイズ(多肢選択):各2点×34=68点
最終テスト:32点
修了条件
得点率60%以上
修了条件を満たした方には、東北大学オリジナルの修了証とオープンバッジ(※)が発行されます。
閉講日以降、登録メールアドレス宛にオープンバッジの案内が届きますので、記載された手順に沿って設定を行ってください。
詳しくは、オープンバッジ発行のお知らせをご確認ください。
受講解除者、メール配信停止者にはオープンバッジの案内ができませんのでご注意ください。
※オープンバッジとは
取得した知識やスキルを証明する国際技術標準規格のデジタル証明書。
ブロックチェーン技術を取り入れており、紙媒体の修了証と異なり改ざんや偽造が不可能で、デジタル履歴書やSNSでの公開など、様々な場面での活用が期待されます。
講義動画収録時期:2016年
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