講座・課程詳細

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JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会) 社会人のためのデータサイエンス入門(総務省統計局提供)

団体名
JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)
課程名
社会人のためのデータサイエンス入門(総務省統計局提供)
課程区分
その他
地域:詳細

科目・講師
開講日時
2024/6/11
受講期間の目安
週3時間程度×4週間
受講料
無料
学費支援
(奨学金)
無し
学費支援(教育訓練給付金)
無し
ジャンル
統計・数学
通学/通信区分
通信
募集期間
2024/4/9~2024/7/29
講座の概要
講座内容
総務省統計局が提供するデータサイエンス・オンライン講座の第1弾。本講座は、社会人・大学生を対象とした統計データ分析の基本的な知識を学べる入門編講座です。

今、ビジネスの現場では、統計的な思考力によって様々な課題を解決していく能力、すなわち"データサイエンス"力の高い人材が求められています。本講座では"データサイエンス"力の向上を目指し、事例なども踏まえ、統計データ分析の基本的な知識を学び身近なデータの活用に役立てることを目指します。

コースは4週に分かれています。第1週では、統計分析の意義を理解するため、実際のデータを用いた分析事例の紹介や、統計リテラシーなどについて学びます。第2週では、統計分析の基礎を固めるために必要な統計学の基礎について学びます。第3週では、統計分析の実践として、日ごろ目にすることの多いデータの見方やグラフの使い方について学びます。第4週では、誰もが入手可能な公的統計データの入手方法や活用方法について説明します。


各週のテーマ

第1週:統計データの活用
大人がデータサイエンスを学ぶべき理由
統計データからわかること(1)
統計データからわかること(2)
統計データからわかること(3)
統計リテラシーの重要性
統計を利用する際の注意点

第2週:統計学の基礎
データの種類
代表値~平均・中央・最頻値
ヒストグラムと相対度数
四分位・パーセンタイル・箱ひげ図
分散・標準偏差
相関関係
回帰分析
標本分布
信頼区間

第3週:データの見方と表し方
統計表の見方
比率の見方(1)-クロスセクションデータ-
比率の見方(2)-使い方と注意点-
時系列データの見方(1)
時系列データの見方(2)
グラフの選び方(1)
グラフの選び方(2)
グラフを作る時・読む時の注意点

第4週:公的データの使い方
公的統計とは
公的データの入手方法
e-Stat の使い方(データベース機能・人口ピラミッド)
統計ダッシュボードの使い方
地図で見る統計(jSTAT MAP)の主な機能
地図で見る統計(jSTAT MAP)の使い方
その他の便利なデータの紹介(SSDS、RESAS、世界の統計等)
本講座のまとめ


講師紹介

安宅 和人
慶應義塾大学 環境情報学部 教授
Zホールディングス株式会社 シニアストラテジスト
マッキンゼーを経て、2008年からヤフー。前職ではマーケティング研究グループのアジア太平洋地域中心メンバーの一人として幅広い商品・事業開発、ブランド再生に関わる。2012年よりCSO、2022年よりZホールディングスシニアストラテジスト。全社横断的な戦略課題の解決、事業開発に加え、途中データ及び研究開発部門も統括。2016年より慶應義塾SFCで教え、2018年秋より現職。総合科学技術イノベーション会議(CSTI)専門委員、内閣府デジタル防災未来構想チーム座長、教育未来創造会議委員、新AI戦略検討会議委員ほか公職多数。データサイエンティスト協会理事・スキル定義委員長。一般社団法人 残すに値する未来代表。イェール大学脳神経科学PhD。著書に『イシューからはじめよ』(英治出版)、『シン・ニホン』(NewsPicksパブリッシング)ほか。

小西 純
公益財団法人 統計情報研究開発センター 主任研究員
東京都立大学大学院工学研究科修了。統計情報研究開発センター研究員を経て2010年より現職。統計GISに関する情報処理、研究開発、普及啓発などの業務、統計GIS活用に関する研修に携わっている。研究分野は統計GISを利用した地域分析、地域データを利用した統計分析。

西郷 浩
早稲田大学 政治経済学術院 教授。修士(経済学)
早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学後、早稲田大学政経学部専任講師、同助教授を経て1999年より現職。日本統計学会、日本経済学会会員。専門分野は統計調査論。

佐藤 彰洋
横浜市立大学大学院 データサイエンス研究科 教授。博士(情報科学)
東北大学大学院情報科学研究科修了後、京都大学大学院情報学研究科助手、同助教、同特定准教授、横浜市立大学特任教授を経て2020年より現職。日本統計学会正会員、情報処理学会シニア会員。エージェントモデル、応用としてのデータ中心科学、データ駆動型デザインの研究に従事。経済社会分野におけるシステム間相互作用とその共同現象に興味を持ち、共同現象のメカニズムの理解、シミュレーション、設計を研究テーマとする。

菅 幹雄
法政大学 経済学部 教授。博士(商学)
慶應義塾大学大学院商学研究科修了後、東海大学教養学部助手、同講師、東京国際大学経済学部助教授、同教授を経て2011年より現職。日本統計学会、環太平洋産業連関分析学会会員。法政大学日本統計研究所所長。総務省統計委員会委員。専門分野は経済統計学。

高部 勲
立正大学 データサイエンス学部 教授。博士(統計科学)
早稲田大学理工学部卒業後、総務省統計局において、統計調査の企画立案・実施や公的統計の作成・公表、公的統計データの利活用推進、先端的な統計的手法の公的統計データへの応用研究などに従事した後、2021年より現職。日本統計学会、経済統計学会会員。専門分野は公的統計、統計科学。

田宮 菜奈子
筑波大学 医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野教授。博士(医学)
ハーバード大学 公衆衛生大学院(ヘルスサービスリサーチ)修了後、南大和老人保健施設施設長、帝京大学医学部衛生学公衆衛生学教室講師等を経て2004年より現職。臨床の在宅診療経験を原点に、入院医療から地域医療・介護への連続性、サービスへのアクセス、質のアウトカム評価の重要性を感じ、ヘルスサービスリサーチ(HSR)の考え方を日本に導入。以降一貫して、保健医療介護福祉を含むHSRを推進している。

山下 雅代
東京学芸大学 先端教育人材育成推進機構 准教授。博士(学術)
電気通信大学卒業後、同大学大学院情報システム学研究科修了後、(独)統計センター研究員等を経て2022年より現職。日本品質管理学会、日本数学教育学会、日本教材学会会員。専門分野は統計教育、問題解決教育。

※講師の肩書き等の情報は2023年3月時点のものとなります。


前提条件
特になし

留意事項
e-StatやjSTAT MAP、統計ダッシュボードに登録されている統計データやシステム画面は随時更新されています。

課題内容
各週確認テスト:多肢選択問題5問程度
最終課題:多肢選択問題20問程度

修了条件
得点率60%以上

学習期間
4週間

科目一覧
ホームページ
https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+ga031+2024_06/about
動画埋め込みURL
https://www.youtube.com/watch?v=LJohtKjc68c

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