講座・課程詳細

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上智大学 資格認定課程(大阪)

団体名
上智大学
課程名
資格認定課程(大阪)
課程区分
履修証明プログラム
地域:詳細
大阪府大阪市北区豊崎3丁目12番8号  サクラ ファミリア 2階
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科目・講師
科目・講師詳細にてご参照ください
開講日時
2019年4月~
受講期間の目安
18単位
受講料
受講料400,000円、実習費30,000円
学費支援
(奨学金)
無し
学費支援(教育訓練給付金)
無し
ジャンル
「福祉・健康」,「看護・医学・栄養・家政・生活関連」
通学/通信区分
通学
募集期間
令和元年10月(予定)
定員
資格認定課程課程(大阪)12名
期間
1年間
課程の目的・概要
本課程は、医療、保健、社会福祉、介護、教育、宗教活動、その他、さまざまな臨床の現場において急速にその必要性が認識されつつある、グリーフケア、スピリチュアルケアを提供できる人材を養成する、日本スピリチュアルケア学会認定教育プログラムである。
人間らしいを終末期求める緩和医療、在宅医療、救命救急医療、また様々な福祉や介護の現場に於いて、当該専門職能に止まらない、全人的なケアが求められるようになってきており、スピリチュアルケアと言われる心のケアがの必要が認識されている。また、家族を亡くした遺族へのケア、大地震や台風・水害などの被災者ケア、航空・鉄道・自動車事故や犯罪などの被害者ケア、自死遺族への支援、葬儀での遺族対応など、十分に心のケアが実現されていない領域も多い。これらの状況に関心を持つ人材に向け、対人援助職のキャリアアップ、あるいは対人援助スキルのブラッシュアップ、また、新たにスピリチュアルケア領域での再チャレンジを支援するプログラムである。
平成26年に開設したグリーフケア人材養成講座(大阪、2年制、定員36名)は、平成29年度より「グリーフケア人材養成課程」(2年制、定員60名、「職業実践力育成プログラム(BP)認定済」)としてカリキュラムを改訂して開講した。そして、平成31年度より上位のプログラムである「資格認定課程(大阪)」(1年制、定員12名)を開設する。この資格認定課程(大阪)は、グリーフケア人材養成課程を修了した者を対象として、グリーフケア、スピリチュアルケアの専門職を養成するためのプログラムである。                                                    本学が開設するグリーフケア人材養成講座には、社会人からの高いニーズがある。グリーフケア人材養成課程について言えば、定員36名に対し、平成29年度は47名、平成30年度は61名もの出願者があった。現在、2学年を併せて71名が学んでいるが、8割近くの者は既に対人援助の職にある社会人である。現任者と有資格者を合わせると、看護師(看護師・助産師・保健師)25名、医師4名、その他の医療職4名、社会福祉士・介護福祉士・その他の福祉介護職8名、臨床心理士・カウンセラー・セラピスト等6名、教員(大学教員を含む)7名、宗教者(僧侶・牧師・他)3名と、合計57名にのぼる。                                                                                                                                                                              今回申請する資格認定課程(大阪)は、このグリーフケア人材養成課程を修了した者の中で、対人援助の臨床に携わり、より高度なケア実践者への能力・適性を有した者を選抜し、グリーフケア、スピリチュアルケアの専門職を養成し、もって社会の期待にさらに応えていく。
履修資格
大学(短期大学を含む)卒業者、通常の課程による14年の学校教育を修了者、専門課程を置く専修学校で2年以上の課程の修了者、または、これらと同等以上の学力があると認められる者、社会福祉士、介護福祉士または精神保健福祉士の資格を有し、当該資格にかかる実務経験が10年以上ある者
対象とする職業の種類
対人援助職(医師・看護師・保健師・助産師・社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士・臨床心理士・音楽療法士・その他)、また、教員・葬祭業者・宗教者など、さまざまな現場で、援助希求者に対してケアを提供する職・立場にある者
身につけられる知識、技術、技能
援助希求者が持っているさまざまな人間観・死生観・宗教観等に関する知識、援助希求者とのコミュニケーションスキル
得られる能力
援助希求者に対するケア能力、他者理解能力、自己客観化能力
教育課程
今回申請する資格認定課程の受講生は、既に2年間のグリーフケア人材課程においてグリーフケア、スピリチュアルケアにかかる全般的な知識とケア者に必要な意識・態度・姿勢、並びにケア技術を修得している。
資格認定課程においては、医療や福祉の現場において、援助希求者に対してチームとしてケアを行うことができるようになるために、「精神医学・精神保健」及び「先端医療・緩和医療」の科目を開講する。また、グリーフケア、スピリチュアルケアと隣接する臨床心理及びソーシャルワークについて理解させるために、「臨床心理とグリーフケア」及び「ソーシャルワークとグリーフケア」の科目を開講する。そして、ケアスキルを実践的に上達させるため、年2回、各6日間にわたり、医療機関及び福祉施設において50時間の現場実習と、受講生自らが選んだ臨床現場において、年間80~100時間の現場実習を行わせる。そして、「実習スーパービジョンⅠ・Ⅱ」の科目において、少人数によるグループワークにより、実習結果を振り返り、ケアスキルを実践的体験的に身につけさせる。なお、実習及びグループワークを通して明らかとなったケア提供者としての課題・限界・可能性と対処法を見出すために、「個別指導Ⅴ・Ⅵ」により、個々の受講生へのフォローアップを行う。また一方で、グリーフケア、スピリチュアルケアに関連する重要な知識や最新の知識を学ぶために「文献講読Ⅰ・Ⅱ」を開講する。
修了要件
18単位を修得した上で、総合審査に合格すること。
修了時に付与される学位・資格等
履修証明プログラムによる「履修証明書」を付与する。同時に大学独自資格である「臨床傾聴士」の資格を付与する。
成績評価の方法
各授業科目について、出席回数及びリアクションペーパーの内容、筆記試験または期末レポートにより、総合的評価し、「A」(100~90点)、「B」(89~80点)、「C」(79~70点)、「D」(69~60点)を合格とし、59点以下を不合格とする。
社会人が受講しやすい工夫
春・秋の各学期に、毎週水曜日の午後6時30分から午後8時までの授業1コマを15週、隔週土曜日(原則として第2・第4土曜日)に、午前9時30分から午後6時20分まで、180分の授業2コマと90分の授業1コマの合計5コマを8週実施するものであり、職業を有する社会人が受講可能な時間帯並びに曜日としている。
ホームページ
https://www.sophia.ac.jp/jpn/otherprograms/griefcare/kouza/1katei.html
卒業生の進路
スピリチュアルケア師、臨床宗教師
出願時期
令和元年10月(予定)
試験日
令和元年12月(予定)
合格発表
令和元年12月(予定)
入試方法
書類審査、筆記試験、面接試験

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