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京都大学経営管理大学院 京都大学ーコーネル大学 国際連携コース (Kyoto-Cornell International Collaborative Degree Opportunity)
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仕事の幅を広げるため
経営学を京都で、ホスピタリティをアメリカで学び、伝統産業のビジネスに活かしたい
須田 奏さん(33歳)
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西陣織を扱う京都の老舗に勤務。国内外のクライアントと職人の間に立ち、西陣織をマテリアルにした前衛的なプロダクト開発の企画立案を行う。KC-CDOプログラム1期生として現在アメリカ留学中。
この大学院で学んだ理由
カナダの大学を卒業後、京都のテキスタイルスクールで技術を学びました。当時からデザインとビジネス・マネジメントは密接な関係だと感じていましたが、職務経験を重ねるにつれ、ビジネスを本格的に学び、職場で求められる役割を全うしたい気持が強まっていき、進学を決意しました。折しもKC-CDOプログラムが始まるタイミングで、2年間で京都大学とアイビーリーグであるコーネル大学の学位が取得できる、金銭的・時間的に効率のいい内容に魅力を感じました。
大学院で学んで得たこと
初めて経営を本格的に学び、マーケティングやブランディング、アントレプレナーシップとデザインの考え方に共通点が多いことに驚いています。デザイン業務の経験とビジネスの関連性を可視化・理論化できたことで、自分の活路に関する視野が広がりました。京都大学では個性豊かなクラスメートたちがそれぞれの研究について明確なゴール・イメージを持って学んでいます。コーネル大学はクラスメート全員がとてもフレンドリーで卒業生とのネットワークも大変強く、この貴重な経験に感謝しています。
私のオススメ科目
- Corporate Entrepreneurship (Cornell University)
- 社内で新しい事業を立ち上げる際のノウハウを学びます。老舗の中のベンチャー部門に携わっているため、マネージャー目線でアントレプレナーシップを学べる有意義な授業でした。
- Leadership Development (京都大学)
- 「リーダーシップ」について深く考える機会がなかったため、ステレオタイプ的な今までのリーダー観がいい意味で覆されました。自分の働き方を見つめなおすいい機会になりました。
- HEC/ MMH Lunch Event (Cornell University)
- 業界のプロフェッショナル向けのカンファレンスのランチイベントを大学院生が担当しており、その共同委員長を務めています。企画運営を行い、クラスメートと疑似的に仕事をすることが出来る大変貴重な機会です。
お金のやりくり法
両校から奨学金をいただいています。職場には非常に温かく応援をしてもらっており、仕事を続けているため収入もあります。留学中は学業を最優先にし、京都大学に通学している期間は仕事と学業を両立しています。
ある一日のスケジュール
7:00〜8:30 | 起床。一日の支度をします。 |
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〜9:30 | 自宅で課題・勉強・メールチェック。留学中は基本的な業務はありませんが、クライアントの関係で引き継ぎ等の連絡をすることも。 |
10:10〜16:10 | お昼休憩や移動を挟みながら、いくつかの講義に出席。 |
16:30〜 | 放課後は必要なだけグループワークのミーティングを行います。帰宅時間はバラバラです。 |
20:00〜 | 帰宅後は炊事洗濯・勉強・課題をこなします。ニューヨークの生活費は格段に高く、節約も重要です。 |
25:00 | 就寝。 |