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立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 ビジネスデザイン専攻
- MBA
- 東京都
- 大学院
専門性を高めるため
経営の理論を体系的に学ぶことで、実務面でのスキルを高めていきたいと考えています。
早川 圭子さん(49歳)
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一般社団法人日本能率協会に入職。現在はグループ法人である公益社団法人日本工業英語協会に出向し、事務局長として法人全体のマネジメントを推進。2018年4月入学、2020年3月修了。
入学の理由は?
これまでの実務経験において、ものごとを俯瞰して捉えること、課題を的確に把握し解決へ導くこと、事業を創造していく視点等々の能力やスキルが不足していることを実感していました。また、自身に足りない専門知識を体系的に学びたいと考えるようになり、大学院への進学を決めました。都内のいくつかの大学院を比較、検討しましたが、理論と知識を併せて学ぶことを目的としていることと、「ビジネスシミュレーション」など実践的な授業も充実している点に惹かれ、同大学院を選択しました。
大学院の魅力は?
経営戦略、組織、マーケティング、ファイナンスの授業で理論を基礎から学べたことはもちろんですが、多くの方々との出会いも貴重な財産となりました。同大学院は、経営者層から営業、研究職まで多彩な職種の方が在籍していますし、職業も多岐にわたっています。また社会人だけでなく留学生などダイバーシティな環境の中で学ぶことにより、いろいろな物事の捉え方や考え方に触れることができました。多くの方からの刺激を受け、私自身の視野も広くなったことを実感しています。
私のオススメ科目
- ビジネス・オーガニゼーション
- 組織デザインの原理・原則、実際の企業組織における課題の捉え方を学ぶ授業です。先行研究から基礎理論を学び、議論を通して組織に内在する諸事象を整理。企業組織の本質について理解を深めることができました。
- B to Bマーケティング
- マーケティング・マネジメントのフレームワークを踏まえながら体系的に理論を学び、ケーススタディなどを通して、実践的な戦略的思考力が鍛えられました。実務で活かせるマーケティング視点を修得できました。
- コンサルティング・メソッド
- 実在する中小企業へのコンサルティング提案を行う授業。経営者ヒアリングや企業視察等を通して現状分析・課題の洗出しを行い、実現可能性の高いビジネスプランを提言しました。
お金のやりくり法
私自身は同大学院の「専門実践教育訓練給付」制度を活用しています。同大学院は奨学金制度も充実しており、研究活動を継続する環境が整っていると感じています。
ある一日のスケジュール
5:30 | 起床。先生から「学んだことを説明できるようになって初めて自身のものになる」と教示いただいたことが常に念頭にあります。その言葉を体現できるように、通勤時間や出社前時間を活用し復習することが多いです。 |
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9:00〜17:00 | 勤務時間。外出時の移動時間やお昼休みを活用して参考文献やケーススタディなどに目を通すこともあります。日々、隙間時間を上手に活用するよう心掛けていますね。 |
17:30〜 | 会社から大学院に。1年次は平日の3日間、2年次からは平日の2日間だけ大学院に行くようにしました。1年次に修了単位を修得することができたので、2年次は自分が関心のある授業を受けるために通っています。 |
18:30〜21:50 | 大学院での授業。キャンパスに到着するまでは「疲れてるな」と思うこともあるのですが、授業終了時には「授業を受けて良かった」という気持ちに。仕事と学業の両立は大変ですが、学ぶことの楽しさを実感しています。 |
24:00 | 就寝。土曜日に授業があるときは、授業終了後、同級生や先生方と食事に行くことも。授業の話だけでなく、研究テーマの情報交換や実務上での相談をすることもありますね。 |