在学生・修了生インタビュー

国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 保健医療学専攻(修士課程・博士課程)、医療福祉経営専攻(修士課程)、臨床心理学専攻(修士課程)

  • 福祉・医療・健康・生活
  • 東京都
  • 大学院

専門性を高めるため

自立支援介護を広め、介護従事者が生き生きと仕事に向き合える環境を作っていきたい!

染宮 恵理子さん(31歳)

介護福祉士取得。介護職の傍ら、2016年国際医療福祉大学大学院 先進的ケア・ネットワーク開発研究分野 修士課程入学、2018年修了。修士(介護福祉・ケアマネジメント学)

きっかけは「自立支援介護」を学ぶため

「できないことをお世話する介護」ではなく、「できないことをできるようにする介護」それが自立支援介護です。自立支援介護は、基本ケアを基盤に介護者が主体となりケアをしていくことで、高齢者の自立性が回復するというもの。一つひとつのケアに確立された理論があり、それを深く学び仕事で実践したいと思いました。本大学院なら、自立支援介護の提唱者である竹内孝仁教授(当時)から直接学べると知り入学を決意。仕事と両立して学べること、通いやすい立地であることも魅力に感じました。

大学院での学びで得られた新しい視点と発想

仕事と両立して学んでいたので、学んだことを即仕事場で実践しました。はじめは半信半疑だった方も、次第に「再びできるようになった!」とご本人はもちろん、ご家族も驚かれていて嬉しかったですね。また、ケアマネジメントやソーシャルワークなど周辺科目を学び『介護』を広い視点で捉えられるようになれたのも大きな収穫。今後は、学んだ理論や視点を活かし「こんな介護の方法があります」と自立支援介護を広め、介護従事者が未来に希望を抱いて仕事ができる環境を作っていきたいと思います。

私のオススメ科目

お金のやりくり法

仕事をしていたので、授業料は、貯蓄からと、銀行の教育ローンを組んで年払いで支払いました。銀行の教育ローンは、さまざまな種類があるので、利用を検討するのも一つの方法だと思います。

ある一日のスケジュール

7:00 起床。仕事が休みの日に大学院で授業を受けていました。職場に理解があり、大学院に通えるようシフトを調整してもらうなど、協力体制があったのはありがたく感謝しています。
9:00〜 大学院へ到着。駅からも近く通いやすい立地で助かりました。授業は、遠隔で受けられるものもありますが、島根や長野など遠方から新幹線や飛行機で通うクラスメイトも少なくありませんでした。
13:00〜 昼食。クラスメイトと一緒にキャンパス近くのレストランで食事を楽しみます。カフェテリアも広く快適なのでオススメです。
14:00〜 午後の授業を受けます。クラスメイトは、20代から50代まで。介護職や福祉関連の行政担当者、ケアマネジャー、相談員などざまざまな職種の方がいらしていました。
17:00〜 授業を終えたら、図書室で研究に関する作業を行います。論文検索や事例分析などの他、予約をしたうえで、指導教授や副指導の先生のもとに質問や相談などに行き、研究を進めました。
20:00〜 帰宅し、夕食やお風呂などゆっくりと過ごします。時には、帰宅後も2時間程度、論文の執筆を続けることもありました。
0:00〜 就寝。翌日に備えて休息します。