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日本社会事業大学 通信教育科 社会福祉士養成課程・精神保健福祉士養成課程・社会福祉主事養成課程
- 福祉・医療・健康・生活
- 東京都
- 通信制
専門性を高めるため
子どもの支援には社会福祉の観点が必要と感じ、学びやすい通信教育課程へ入学
西岡 弥生さん(50代)
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カウンセラーとして活躍しながら大学院で福祉に関する研究に取り組む。並行して日本社会事業大学通信教育科社会福祉士養成課程で学び、社会福祉士資格を取得。
進学のきっかけ
子育てと親の介護がひと段落し、大学院で児童学を修めましたが、子どもの支援には福祉の視点が欠かせないと感じ、博士後期課程では社会福祉学研究科に進学。その際、社会福祉の基礎知識が必須だと痛感し、社会福祉士の資格取得を目指すことにしました。日本社会事業大学の通信教育科なら、資格取得だけでなく学問的な基盤も修得できると思い入学を決意。同大学は多くの優秀な修了生を輩出し、福祉領域で多様な人材が活躍しているので、そのネットワークが修了後の財産になることも魅力でした。
学んで得られたこと
私たちが生きる社会は多様な人たちで構成されていて、それぞれの人生が幾重もの社会保障制度で支えられていることに改めて気がつきました。また、同大学通信教育科には医師や弁護士、大学講師、施設経営者など、多様な経歴の人たちが学んでいて、刺激を受けました。今もSNSで意見交換など交流が続いています。 修了後、子どもの虐待や思春期の問題について取り組んでいる研修センターで勤務しました。
私のオススメ科目
- 相談援助演習
- 社会福祉の実務経験の有無に合わせて、上限を20名とするメンバーで学び合えたスクーリング演習です。演習で得た経験を理論的、体系的に理解できるように授業が進められました。
- 社会理論と社会システム
- 初学者が社会福祉の視点をもつために有効な授業でした。社会構造をシステマティックに整理し、そこに発生する人々の困難や苦しさに係る多様な現象を、人と社会の関係の中で生起する問題として捉える力を養いました。
- 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
- 「児童の世紀」と言われた20世紀を経てウェルビーイングを見据えた児童家庭福祉への転換に向け、関連する法制度や福祉・保健の変遷を整理できました。授業を通して、子育て家庭に対する支援策を改めて考えました。
お金のやりくり法
書籍代を優先するため以前よりも出費は控えました。旅行は値段が安くなる閑散期を狙い、外食ではフルコースをアラカルトの注文に変えるなど、趣味をちゃんと楽しみながら支出を抑えることを心掛けました。
ある一週間のスケジュール
月曜日 | 大学院で社会福祉学を研究。帰宅後、社会福祉士国家試験の勉強。 |
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火曜日 | 大学院でTA(授業補助)。 |
水曜日 | 大学院で社会福祉学を研究。帰宅後、受講科目のレポートを執筆。 |
木曜日 | 大学院で社会福祉学を研究。帰宅後、社会福祉士国家試験の勉強。 |
金曜日 | 学生相談室でカウンセラーとして勤務。国家資格を目指して勉強をする学生の相談にのる。 |
土曜日 | 下宿から自宅へ移動。 |
日曜日 | 休日。翌週の準備。 |