在学生・修了生インタビュー

広島大学大学院 人間社会科学研究科 人文社会科学専攻マネジメントプログラム

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新しい可能性を見つけるため

変化に対応する迅速な意思決定のために、学術的な知識の研鑽の必要性を感じた

尾崎 浩一さん(52歳)

広島ガス株式会社業務用エネルギー営業部長。LNG調達部門や再生可能エネルギー発電事業スタートアップ部門などの管理職を経て、現職。2018年博士課程前期入学、2020年博士課程後期入学。

入学の動機は?

日本エネルギー経済研究所(IEEJ)への出向、LNG調達・再生可能エネルギーへの取り組み等を担務する中で、グローバルでの事業環境の変化を体感。また、エネルギー制度設計の変化に対応する迅速な意思決定の必要性を痛感しました。その後、エネルギー小売り全面自由化に対応する中で、学術的な知識の研鑽によって事業と地域社会に貢献できると考え、入学を決めました。社会人から学部新卒、留学生まで幅広く受け入れる本大学院では、理論と実践を融合した最高水準の知的体験ができると思いました。

大学院での学びを通して得たものは?

実務経験から集積していた知識・ノウハウを学術的な根拠を持って説明でき、意思決定プロセスでの自身の主張根拠をより明確に行えるようになりました。Ph.D保有者が多い欧米企業との協議では、学術的な会話やロジックを入れることで、より円滑な協議が可能になっています。大学院で学び、自分の浅学さに愕然。多くの研究分野があることを知りました。その気づきを原点に幅広い世代・職種・国籍の学友との研鑽の時間を確保するために、実務の効率化や自己管理を進め、人生の密度が向上しました。

私のオススメ科目

お金のやりくり法

学費は貯蓄から捻出しているほか、本研究科は厚生労働省により教育訓練給付制度の指定を受けているので、同制度を利用しました。

ある一日のスケジュール

3:30 起床。論文作成・授業準備。学業の時間確保や質向上のために、飲酒・カフェインを減らすなど自己管理にも気をつかっています。
8:00 通勤
8:45 始業
19:15 終業後、大学院へ。広島市内中心部からのアクセスが良く、ある程度残業をしてからでも、2コマ目の授業に十分間に合います。
19:40 大学院授業開始。長期履修制度や、研究の進捗により履修期間を短縮できる制度があり、仕事と研究の両立を図ることが可能です。
21:10 授業終了。レコード・レーベル「eurasian suite」を設立し、音楽家やDJとしても活躍しているので、帰宅後はレコードの評論執筆を行いました。
23:30 就寝