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吉備国際大学大学院 保健科学研究科 (理学療法学専攻・作業療法学専攻)通信制
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専門性を高めるため
苦手だった「研究」に向き合うことで、自分自身の成長を実感しています。
石川 拓実さん(28歳)
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理学療法士。大阪医科大学附属病院、愛媛十全医療学院附属病院での理学療法士としての勤務を経て、現在は母校である愛媛十全医療学院の専任講師を務める。2019年、吉備国際大学大学院へ入学。
入学のきっかけとこの大学院を選んだ理由
もともとは臨床をメインに、職場の先輩の研究を手伝う程度でした。その中で、臨床で感じていた疑問に対する答えを探すための研究の重要性を実感。主に独学で研究を行ってきましたが、独学の不安や限界を感じ、一から研究法を学びたいと思い大学院への進学を決めました。通信制教育で仕事との両立が可能という点や、同じ職場の先輩方も同大学院を卒業しており、先生方の研究分野や学び方を事前に把握できたことで、迷いなく吉備国際大学への進学を決意しました。
大学院で学んで得たもの
独学では教科書を読んでも理解できないことも多く、研究への苦手意識がありました。現在は研究法に関して相談できる先生と共に、着実に前進しています。仕事や私生活を考えると大学院進学は大きな決断でしたが、今となってはもっと早く実行すればよかったと感じますし、大学院で得たスキルやコネクションは一生の財産です。スクーリングで出会う学生の年代も幅広く、エネルギーにあふれています。私のように研究が得意でない方や苦手意識を持っている方にこそ大学院へ進学してほしいと思います。
私のオススメ科目
- 保健科学研究法
- 臨床においては一般的な検査であっても、信頼性や妥当性がよく検証されていないものもあり、使用する評価項目について吟味できるようになりました。研究を行う上で必須となる倫理面に関しても学ぶことができます。
- 理学療法学研究法
- その研究を実施した際にどのような利益や発展が望めるのかを考えることができ、自身の研究を飛躍的に解釈しないことの重要性を学ぶことができました。研究で使用する統計手法についても先生方に相談できました。
- 生活機能障害理学療法学特論
- 自身の研究テーマにおいて、理想的な研究デザインと自身の研究デザインを照らし合わすことで、自身の研究デザインの限界を理解することができました。
お金のやりくり法
妻の理解と協力のもと、家庭・大学院・仕事の両立ができています。小さい子どもがおり、妻と共働きのため、支えてくれる家族に感謝しています。
ある一日のスケジュール
7:00 | 起床。朝ごはんはしっかりと食べて出勤します。 |
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8:30 | 学院業務開始。講義資料の作成に追われながらも、空いた時間で大学院の課題や研究を実施しています。大学院に進学することで時間をマネジメントすることの重要性を特に学びました。 |
11:00 | 午前中は併設されている附属病院で外来患者を担当する日もあります。研究テーマである「腰部脊柱管狭窄症患者の手術前後での身体活動量と連続歩行距離」について、研究データの提供をしていただくことも。 |
17:00 | 課題は早めに終わらせることを意識しています。通信制教育ということもあり、指導面での心配がありましたが、メールで頻回にやりとりすることができるため、濃密な指導を受けることができています。 |
21:00 | 帰宅。子供は就寝していますが、寝顔を見るだけで癒やされます。自宅では仕事をしないと心に誓っているため、妻とテレビを見ながら大好きなお酒を飲んで過ごしています。 |
0:00 | 就寝。 |