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大手前大学 通信教育部 現代社会学部 現代社会学科
- 社会・国際・環境・文化
- 東京都
- 通信制
専門性を高めるため
日本語教育を通じて、日本語や食文化といった日本の魅力をヨーロッパへと伝えたい
ウェンデ ちひろさん (38歳)
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短大卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在。3年間ドイツにて語学を学んだ後、3年をかけ28か国を訪問。海外経験を活かし日本語教師のボランティアに参加するなど精力的に活動中。
入学の動機は?
ドイツ人の夫と生活をしていると、「気を付けてね」の「ね」ってどういう意味といった、日本語に関する質問をよく受けます。私自身も答えに詰まることが多く、自分で調べていくうちに、日本語教育に興味を持ちました。仕事と学業の両立できる「通信制」かつ「日本語教員養成課程」を有する大学を探していました。本学を選んだ理由は、自分のライフスタイルに合わせて学修できる「eラーニングシステム」や、専攻に関係なく興味がある分野を学ぶことのできる履修制度に魅力を感じたからです。
実際に学んでみてどう感じたか?
学修計画を立てて目標通りに進めることができるか少し不安でしたが、本学の「eラーニングシステム」では、履修した教科の達成度がパーセンテージで表示されるため状況を把握することができました。また、定期的にスクーリングに参加し、同じ目標に向かう同級生とコミュニケーションを取ることが励みになったと思います。卒業研究では行き詰まることもありましたが、熱心な指導と細やかなサポートのおかげで卒業時には優等賞を受賞できました。本学での学びが生涯学習の基盤になったと思います。
私のオススメ科目
- 異文化コミュニケーション演習
- 夫がドイツ人ということもあり、私の中で異文化コミュニケーションは切っても切り離せないテーマです。先生の海外での経験に基づいた、ユーモアたっぷりの講義は、共感しながら聞くことができました。
- 対人コミュニケーションのトレーニング
- 仕草や話し方などの行動で、人にどういった印象を与えるのか、実践を通して学ぶことができます。私達が人とコミュニケーションを取る、暮らしや仕事などのあらゆる場面で、役立つ内容が盛りだくさんでした。
- 日本語教育特講
- 日本語教育能力検定試験の基礎知識はもちろん、出題傾向などを効率的に学ぶことができます。試験の出題範囲は広く複雑な内容も多いですが、この講義のおかげで、日本語教育能力検定に合格できました。
お金のやりくり法
金銭的にも精神的にも夫と両親がものすごくサポートをしてくれて、とても感謝しています。在学中も週4日ほどホステルで勤務していましたが、テスト前などは時間が必要なときは仕事をセーブするようにしていました。
ある一日のスケジュール
7:00 〜 7:30 | 起床後、勉強開始。本学のカリキュラムなら隙間時間を使ってコツコツ学ぶことができるので、朝の30分も貴重な勉強時間です。平日は仕事の合間などの隙間時間を見つけて、授業を受講しています。 |
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7:30 〜 9:00 | 朝食後、身の回りを整え出社。 |
9:00 〜 | 勤務開始。在学中は週に4日ほどホステルで働いていました。平日は仕事と勉強に集中。試験前以外の休みの日は、図書館で資料を探したり、家族でキャンプに行ったりと、メリハリを大切にしています。 |
12:00 〜 13:00 | お昼休みも大切な勉強時間。昼食をサッと済ませて、講義を受講します。 |
13:00 〜18:00 | 勤務再開。ホステルでの仕事は人とのコミュニケーションが欠かせません。言語やコミュニケーションなどの授業で、学んだ内容が新たな発見につながることも。 |
19:00 〜 20:30 | 帰宅後 食事の準備や、片付けなどの家事全般はこの時間にまとめて行います。学業と仕事、家庭のバランスを保つのは大変でしたが、家族も協力してくれています。 |
20:30 〜 22:30 | el-Campusで履修科目の達成度をチェック。自分が頑張った結果が一目でわかるので、モチベーションにつながります。自宅でまとまった時間が取れるときには、レポートの執筆などの課題に取り組むことも。 |
23:30 | 就寝 |