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産業能率大学 情報マネジメント学部 通信教育課程
- 経済・経営・商学
- 東京都
- 通信制
専門性を高めるため
経営・経済などの専門知識を自分に付加することで仕事の質を高めたいと考えました
柿崎 彩加さん(31歳) ※「さき」は右上が(立)
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大学卒業後、保育士として働いていたが、体調を崩して退職。その後、知人の紹介で税理士事務所に入職。2019年、経営や会計の知識を深めるため本大学に3年次編入学。2社目の税理士事務所に転職。
この大学に入学した動機は?
保育士から税理士事務所に異業種転職をして、簿記の基礎さえわからない状態からスタートしましたが、自分に合っていたのか仕事が楽しくて簿記2・3級、FP2級などの資格も独学で取得しました。また、実務を通して多くの知識を得てきましたが、この業界で質の高い仕事をしていくためには、経営・経済・税法などの知識を体系的かつ幅広く勉強する必要があると考え、仕事をしながら通信制大学で学ぶことを決意。「学者ではなく実務家を育てる」という考えに共感して本学で学ぶことにしました。
この大学で得られたことは?
独学では苦手な分野を避けてしまい、知識の幅が広がらないという弊害があります。しかし、本学に入学したことで経営分析や管理会計など自分にとっては未知な分野にも興味を惹かれるようになり、既存の知識もより深まったと感じています。また、スクーリングでは先生との質疑応答を通して自分の思い込みなどを正しながら着実にステップアップが図れます。興味・関心に沿って学ぶ楽しさ、仕事に直結した知識が得られる充実感を味わいながら、今後も知識の引き出しを増やしていきたいと思います。
私のオススメ科目
- 税理士のための財務諸表論(I〜V)
- 財務諸表から企業の経営状況を分析するスキルや、財務諸表を作成するために必要な基礎知識を習得する科目。現役の税理士2名によるスクーリングは実務に直結した具体的な話題が多く、日々の仕事にとても役立ちます。
- 経営分析
- 経営分析に用いる財務分析、キャッシュフロー分析、損益分岐点分析など、さまざまな指標について学ぶ科目です。スクーリングでは、それらの指標を計算から導き出す演習問題が多く、実践的な理解が深まりました。
- 租税法概論
- 所得税、法人税など個別の税法の大本となっている租税法を概観する科目。これまで税法の立法趣旨まで考えていませんでしたが、学んでみると興味深く、今では関連する論文や書籍を自分で探して読むようになりました。
お金のやりくり法
産業能率大学の学費はとてもリースナブルなので、これまでの貯金で十分に賄えています。しかも、4年次は半期分の学費が支給される奨学金もいただけることになり、参考図書の購入などに充当することができます。
ある一週間のスケジュール
月曜日〜木曜日 | 税理士事務所の一員としてフルタイムで働いているため、平日に勉強時間を作ることは難しいのですが、通勤電車(主に帰宅時)の中でテキストを読むという日課だけは欠かさないようにしています。 |
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金曜日 | テストが間近に迫ったりリポート作成に集中したい時は、仕事帰りにカフェに寄って勉強しています。帰宅後は家事や、仕事に関連する勉強(毎週行われる勉強会の準備)、リラックスタイムなどにあてます。 |
土曜日 | スクーリングのない週末は、午前中に近所のカフェなどでテキストの熟読やリポート作成。午後は家事をこなしたり、普段から食事作りなどで協力してくれる夫との時間を大切にするように心がけています。 |
日曜日 | スクーリングのある週末は土日の2日間とも勉強オンリー。今年は新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン授業となっていますが、先生方のわかりやすい講義と丁寧な指導に変わりはありません。 |