-
産業能率大学 情報マネジメント学部 通信教育課程
- 経済・経営・商学
- 東京都
- 通信制
仕事の幅を広げるため
管理職に必要なマネジメント・スキルと幅広い経営知識を身につけようと考えました
大西 政彦さん(46歳)
-
IT企業のネットワークソリューション部門に勤務。プロダクトマネージャーに求められるマネージメントに関する知識を体系的に学ぶため、自由が丘産能短期大学を経て、2019年、本大学に編入学。
この大学に入学した動機は?
データ通信ネットワークを構築する業務に携わっており、これまでも自己啓発や社内研修で技術者としての知識やノウハウを修得してきました。しかし、相応の責任がある管理職という立場になったことで、経営やマネジメントに関する幅広い知識を体系的に身につけたいと考えるようになったことが入学のきっかけです。働きながら4年間、通信制大学での学習を継続できるか多少の不安があったため、まず短大で2年間学び、大丈夫だという確信を持ってから大学に3年次編入することにしました。
この大学で得られたことは?
体系的な学習を通して物事を深く考え抜く力や自社の業務を多面的に捉える力がついたと感じています。また、スクーリングでは、さまざまなキャリアを有する方々との協同作業やディスカッションから新たな気づきや知見を得ることができました。さらに、仕事と学習を両立させていく必要性から、スケジュール管理能力が高まったことも大きな収穫。今後は、本学で学んだ経営やマネジメントの知識を仕事に活用しながら、大学院進学も視野に入れてスキルアップを図っていきたいと考えています。
私のオススメ科目
- 経営戦略論
- 経営戦略の基本的な考え方を大きな視点から捉えるための科目です。各企業の具体的な事例を交えたわかりやすい講義とグループワークにより、経営戦略に関するフレームワークを体系的に理解することができました。
- マーケティング論
- マーケティングに関する基本的な理論を習得する科目。分析手法などテクニカルな内容も含まれるのですが、「マーケティングで大切なのは顧客の視点に立つこと」と強調される先生の熱い講義が強く印象に残っています。
- 人間関係の心理学
- 人間関係(自己・対人・集団)を社会心理学的なアプローチにより理解していく科目です。人間の行動心理の解説や社会心理学の実験例などを交えた講義は、日常生活においても活用できる具体的かつ実践的な内容でした。
お金のやりくり法
産業能率大学の学費はとてもリーズナブルなので、やりくりが必要ということはありませんでした。その代わり、仕事と両立させるための「時間のやりくり」は、やはり大変でした。
ある一日のスケジュール
7:00〜9:00 | 食事の後は自己啓発の時間。IT業界は進歩が速いので常にブラッシュアップしていないと置いて行かれます。そのため、大学の勉強のほか、業務に関する技術書などを読む時間にしています。 |
---|---|
9:00〜18:00 | 仕事。コロナ対策のため、2020年3月下旬から在宅テレワーク(週に1回程度出社)。TV会議システムなどのコミュニケーションツールが普及しているので業務にはあまり支障がありません。 |
18:00〜21:00 | 食事、入浴、休息。通勤時間がなくなったため、活用可能な時間が増えました。通勤に片道1時間かかっていた私の場合、1年に換算すると384時間も増えたことになります(!)。 |
21:00〜24:00 | 勉強。4年間、勉強を継続するには、モチベーションを維持することも大事。そのため、テキスト、リポート作成、試験準備、試験という一連の目標と計画を立てて実行しました。 |
24:00 | 就寝。 |