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日本大学大学院 法務研究科
- 法科大学院(ロースクール)
- 東京都
- 大学院
専門性を高めるため
司法試験に初挑戦で合格!好きな「法律」の専門的な知識を深めて仕事をしていきたい
南波 沙織さん(27歳)
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2014年上智大学法学部国際関係法学科卒業。一般企業に就職し、2016年日本大学大学院法務研究科既修コースへ入学。正社員として働きながら学修し、2018年修了。同年、司法試験に一発合格。
平日夜間&土曜に働きながら学べる。それが同学を選ぶ決め手に!
仕事をする中で、自分の強みとなるような専門性を携えて仕事をしたいと思うようになり、大学で専攻した法律をより深めたいと考えロースクールへの進学を決意。しかし仕事を辞めることに抵抗があったため、働きながら平日夜間と土曜だけで修了できる同学に惹かれ入学しました。実際、私と同様に仕事と両立して学ぶクラスメイトが多く、仕事で授業に遅れてしまっても授業の録音で復習できたり、夜遅くまで自習室や図書室が使えたりと、同学には限られた時間の中で効率的に学べる環境がありました。
学生一人ひとりの環境や学修レベルに合わせた指導が魅力
学修時間が充分に取れなかったため、「授業時間に集中して学ぶ」ことを意識して学びました。答案を書く練習時間もない中で、先生方は答案を書く時間をゼミの時間内に設けてくださり、さらに書いた答案を添削し、コメントを付けて返してくださいました。学生の個々の環境や学修レベルを把握した上で、必要な支援や助言をしてくださるのです。その様な先生方のご指導のお陰で、合格を手にすることができたのだと思います。
私のオススメ科目
- 民事法系演習
- 一つの講義で二つの判例を題材にして、各判例の解説と関連する論点について基本から解説してくださる授業です。重要判例の事案の理解とともに、応用的な考え方も身につき、司法試験に対応する力がつきました。
- 刑事事実認定論
- 事例問題演習の起案と解説を一講義内でしてくださり、書く時間を取れない夜間の学生にとっては、貴重な演習の時間になりました。添削も個々にしてくださるので、論述力が格段にアップしたと思います。
- 国際私法演習
- 国際私法と国際取引法について、基本的な理解を前提に、問題演習を行うことで具体的な事例での適用についての理解が深まりました。論述の力もつき、司法試験に対応する力をつけることができました。
お金のやりくり法
1年目は授業料半額免除の奨学金を頂き、その他の費用は貯金を使いました。2年目は授業料全額免除の奨学金を頂くことができ、非常に助かりました。仕事を続けていたため、経済的困難を感じることはありませんでした。
ある一週間のスケジュール
月曜日 | 平日は5:30起床。6:30に家を出て8:30には出社します。18:00頃退社し、18:30からの6限〜7限の授業に出席し、21:40に授業終了、23:30帰宅し、1:00前に就寝という1日になります。 |
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火曜日 | 5:30起床。出社し18:00頃まで勤務します。週2回は、6限のみ受講。20:00には授業が終了するため22:00には帰宅できます。帰宅後は1時間ほど課題や予習・復習をしていました。 |
水曜日 | 5:30起床。平日8:30〜18:00は会社勤務。残業や職場の飲み会などで授業に出席できない日もありましたが、職場を優先。それができたのも、同学の環境やクラスメイトのサポートがあったからだと思います。 |
木曜日 | 5:30に起床し会社へ。通勤電社の中で余裕があれば本を読んで学修しましたが、座れた時は眠くなってしまい…実際には、通勤時間を有効に活用することは、なかなかできませんでした。 |
金曜日 | 5:30に起床し会社へ。最初の半年は授業に慣れないこともあり、夕飯時間を取れず夕飯抜きに。次第に疲れがたまってしまい、「何か食べなくては!」と反省。おにぎりなど簡単に食べられるものをとるようにしました。 |
土曜日 | 土曜日は、10:40からの授業を2コマ受講し、そのまま同学の自習室で課題や予習・復習などを行ってから帰宅。平日は、授業を受けるだけで精一杯なので、週末の学修時間は貴重でした。 |
日曜日 | 日曜日は平日の疲れや寝不足解消に、ゆっくりと過ごすようにしていました。平日なかなかできない予習や復習も自分のペースで無理をしない程度に行い、焦りや不安を解消するようにしていました。 |