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KIT虎ノ門大学院(金沢工業大学大学院) イノベーションマネジメント研究科 イノベーションマネジメント専攻
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新しい可能性を見つけるため
知的財産に経営の力をプラスし、事業成長を促す人材開発に役立てたい
近藤 泰祐さん(50歳)
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知的財産研究教育財団 知的財産教育協会 事業部長。大手教育会社で培った教材開発の経験を活かし、知的財産管理技能検定の開発に携わる。2018年KIT虎ノ門大学院入学。2020年修了、MBA取得。
大学院への進学を決めた理由は?
日本では知的財産の重要性は認識されてきたものの、収益を生むビジネスへ展開できる人材は多くありません。知的財産の専門人材を育成する業務に携わってきた立場として、まず自らが経営の知識をもっと深く身につける必要があると感じ、大学院への進学を決意しました。KIT虎ノ門大学院は設立当時から知っており、教授陣にも知り合いがいました。また、先に入学していた部下がいきいきと学んでいる様子や在学生の多くが社会で責任あるプロの立場で活躍している方が多いことにも魅力を感じました。
実際に学んでみて得られたことは?
修士研究や先生の熱心な指導、受講生同士の議論を通して、最先端のテーマにおいても論理的に思考し、アウトプットする力が鍛えられました。経営全般について能力が上がったと思いますが、新しい事業を創出するために何が必要かを思案するといった、イノベーションにアプローチし、マネジメントする意識が特に強くなったのが大きな収穫でした。修了した今もKITで学んだことを実務で活かせている手応えがあり、この力を武器に価値創造をし続ける社会づくりに参画していきたいと考えています。
私のオススメ科目
- チェンジマネジメント
- 現代経営の中核であるチェンジマネジメントの概念と基礎知識を習得する科目。チェンジマネジメントはもとより組織改革から知識改革までの成功のコツを見極めるための現実感とノウハウを学ぶことができます。
- イノベーションファシリテーション
- イノベーションファシリテーションは多様なステークホルダーを集め、一人ひとりの主体性と経験知を引き出し、協調アクションを引き出す、究極のリーダシップ。その技法を実践的に身につけていける科目です。
- 戦略思考特論
- ビジネスにおける様々な状況を俯瞰的かつ連携的に捉えられる「戦略思考」能力を鍛える科目。「B3C」フレームワークを使い、多くのケースをこなすことでビジネスを鳥瞰して眺める視点を得ることができました。
お金のやりくり法
自動車の買い替えを見送り、それを学費に充てました。現在、公的なプロジェクトに委員として参加させていただいている中でパフォーマンスを発揮できている実感が強く、自分への投資として満足しています。
ある一週間のスケジュール
月曜日 | 自宅のある岡山で仕事と勉強。授業がない日でもケースを読んでおくなどインプットを欠かすことはありませんでした。 |
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火曜日 | 朝一便で東京へ移動。移動中、PCなどで資料に目を通しておきます。業務後、19時から授業に参加。学ぶ意欲の強い仲間から多くの刺激を受けました。 |
水曜日 | 業務後、受講。授業後、白熱した討論の続きを懇親会で交わすこともありました。 |
木曜日 | 授業がない日なので21時くらいまで仕事。受講生の仲間とJBCCにエントリーするなど授業以外でも経営を学び、実践する機会が多くありました。 |
金曜日 | 終日業務。KITでは自分の仕事をテーマにレポートを作成することも多く、マーケティングの理論などと併せて、実務でも役立つことが多かったです。 |
土曜日 | 午前中授業。午後はゼミと授業。ゼミでは山田先生に親身にかつ厳しく指導いただきました。大人になっても学びによって人生は大きく変えられることを実感できました。 |
日曜日 | 岡山の自宅で勉強。 |