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京都情報大学院大学 応用情報技術研究科
- 情報・IT系
- 京都府
- 大学院
起業家になるため
銀行でのキャリアと学んでいるITを組み合わせて、ビジネスモデルを創造して起業したい
河村 昌紀さん(28歳)
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京都大学経済学部卒業後、メガバンクに就職し、融資など法人営業を4年間担当。「何か自分はこれができるというものを見つけたい」思いから銀行を退職。2017年10月、京都情報大学院大学入学。
京都情報大学院大学(KCGI)で学ぼうと考えた理由
メガバンクでの法人営業はやりがいのある仕事でした。同期の中ではいち早く上場企業の担当となり、スケールの大きな仕事も経験できました。入行4年目を迎え、今後のキャリアを考えはじめた当初は、銀行内でのスペシャリスト(銀行には資金調達、外国為替、企業買収など各分野に少数精鋭の専門家集団が存在します)を目指すつもりでしたが、ふと「銀行内だけでなく、もっと広い世界で通用するスペシャリストになりたい」と思ったのがきっかけです。そしてその可能性を最も秘めた分野がITでした。
将来の展望
フィンテックや農業ITのほか、SAPやデータベースなど貪欲に知識を追い求めました。豊富な実務経験のある先生が多く、自分が目標とする起業に向けたアドバイスをいただく機会も得られました。在学中に仲間6人と人材紹介会社を設立し、システム部門を担う取締役としてデータベースの作成など準備に追われています。また、微細藻類を研究しながらもビジネスにまで枠を広げ切れないでいた会社に経営戦略担当として招かれ、データベース構築や健康食品会社などへの提案を主に任されています。
私のオススメ科目
- 経営学特論
- 担当教員の甲斐良隆教授の授業です。銀行に勤めていた頃、M&A案件を通して企業価値について理解していたつもりでしたが、この授業で体系だてて学ぶことができ、新たな気づきがたくさんありました。
- ウェブプログラミング
- この授業を通して、初めてウェブページを作成しました。記述言語HTMLからはじまり、現在では最新の主流言語であるJavaScriptやPHPを使って動的なウェブページのプログラミングまでこなせるようになりました。
- 探索的データ解析
- 統計解析ソフト「R」を学ぶ授業です。数ある統計解析ソフトの中でも、世界中の研究者や実務家に利用されているのでぜひマスターしたいと思います。また、英語による講義なので、刺激になっています。
お金のやりくり法
「未来IT人材育成奨学制度」を活用し、授業料の負担はほとんどありませんでした。銀行時代の蓄えはあったのですが、結婚しており家族もいたこともあり、とても助かりました。
ある一週間のスケジュール
月曜日 | 午前は授業(百万遍キャンパス) 午後はレポート、課題、自由研究 |
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火曜日 | 午前は授業(百万遍キャンパス) 午後はレポート、課題、自由研究 |
水曜日 | 午前は授業(京都駅前サテライト) 午後はレポート、課題、自由研究 |
木曜日 | 13:00〜16:00 授業(京都駅前サテライト) 18:30〜22:00 授業(百万遍キャンパス) キャンパス間の移動はシャトルバスが運行されており、30分程度で移動できるのでストレスなし! |
金曜日 | アルバイト。大学からの紹介で、京都市内の専門学校でPCの授業で講師をつとめています。 |
土曜日・日曜日 | 家族とすごしてリラックスしています。ただ、日頃は海外や東京に在住する先生による貴重な集中講義が週末に開講される場合もあります。 |