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中央大学 法学部 通信教育課程
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専門性を高めるため
仕事をしながら無理なく法律知識を養うため、科目等履修という受講形態を選びました
椎橋 庸二さん(46歳)
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法政大学卒業後、大手運輸会社に入社。社内異動を機に通信制の他大学に入学。同校卒業後、中央大学法学部通信教育課程「科目等履修生」に登録。現在、年1〜2科目のペースで学習を継続中。
入学の動機
法務部門で求められる専門知識を養うために他大学(通信制)で学んだ経験がありますが、その時は早く卒業したいということばかりに意識が行き、何かを置き忘れてきたという感覚が残ってしまいました。そこで、卒業や学位とは関係なく、自己研鑚のために納得いくまで学びたいと考え、科目履修生という受講スタイルを選択できる本大学に入学。「海商法」や「保険法」など、専門性の高い科目が通年で開講され、しかも、それらの科目をスクーリングでも受けられるという点が大きな魅力でした。
この大学の良さ
2013年の「海商法」を皮切りに、1年1〜2科目を目途に履修してきましたが、さまざまな社会人経験を経て学び直すことで新しい発見があり、それが学習の原動力になっています。実務に結びつくことも多く、お客様や社内に説明する際も、法的な根拠を示しながら順序立てて話せるようになり、説得力も増したと感じています。法曹を目指すつもりはありませんが、学び続けることは大事だと考えており、仕事に支障が出ないよう現在のペースを維持しながら、さらに知識の幅を広げていきたいと思います。
私のオススメ科目
- 海商法
- 国際海上物品運送に関する国際条約と国内法との関連などについて学ぶ科目。実例を踏まえた講義(スクーリング)は、とてもわかりやすく、現在、検討されている商法改正案とのつながりまで考えさせる内容でした。
- 労働法(集団的労働法)
- 時間や場所を選ばず受講できるオンデマンドスクーリングで学んだ科目。オンデマンドとは思えないほど臨場感のある講義により、労働組合とその活動に関する法制度についての基本知識を理解できるようになりました。
- 労働法(個別的労働法)
- 働き方改革という言葉が取りざたされるようになった2017年に履修した科目です。スクーリングで個別的労働法の基本事項を丁寧に教えていただいたおかげで、あやふやだった知識の再確認と補強をすることができました。
お金のやりくり法
科目等履修生の学費はとてもリーズナブル(4単位科目2万円、短期スクーリング1科目1万円など)なので、特にお金のやり繰りをする必要はありませんでした。
ある一週間のスケジュール
月曜日 | 【以下は退社後のスケジュール】レポート課題に取り組む時は、1週間で仕上げることを基本にしています。月曜日に教科書や推薦図書を読み込み、ポイントとなる部分を再読することがファースト・ステップです。 |
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火曜日 | 教科書に出てきた判例を情報サイトで探します。この時に便利なのが「リーガル・リサーチ」という情報検索サービス。中大の学生なら判例、法令、文献情報などのコンテンツが超格安で利用できます。 |
水・木曜日 | 検索した判例のコピーを入手。教科書、判例、参考文献を、もう一度、念を入れて熟読します。 |
金曜日 | 資料をもとにレポート全体の構成を考えます。なお、月〜金曜日の勉強は退社後に行きやすい図書館を利用。家に帰ると何かと雑音が多いので…。 |
土曜日 | 一般公開している自宅近くの大学図書館でレポートを一気に書き上げます。2000文字程度にまとめなければいけないのですが、それが意外に難しく、ついつい文字数オーバーになりがちです。 |
日曜日 | 前日に書いたレポートを読み直し、必要な個所には修正を加えて印刷・製本、そして投函。約1ヵ月後に添削答案が返却され、レポートの合否がわかります。 |