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中央大学 法学部 通信教育課程
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仕事の幅を広げるため
自分の武器となる知識を身につけたことで、法務部門への異動も叶いました!
唐木 郁子さん(49歳)
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東京女学館短期大学卒業後、大手電器メーカーに入社。秘書、経営管理などを経て知財・特許管理部門に勤務。2011年、法律知識を修得するため本大学に3年次編入学。現在は法務部門で活躍中。
入学の動機
本校の通信課程を知ったのは、仕事やキャリアプランに漠然とした不安を抱えていた時期のこと。働きながらでも学びやすいカリキュラムに加え、スクーリングやオンデマンド授業が整っていること、そして、法律を学ぶなら定評のある「法科の中大」と思ったことにも背中を押され、「とにかく何かを始めよう」と入学しました。決断は早かったものの計画性に欠けていたため、1年目は思うような成果が上がらず、翌年からはその反省を胸にスケジュール管理に気を配りながら学習するように心掛けました。
この大学の良さ
当初はレポートに苦戦しましたが、先生方の丁寧な指導のおかげで克服でき、法律知識だけでなく、論理思考や文章力向上にも繋がったと感じています。また、日本各地で開催されるスクーリング、期間中なら何度でも視聴できるオンデマンド授業は、文献を読むだけでは得られない深い理解につながり、それは、業務の幅を広げ、自分の価値を高めてくれる「武器」にもなりました。今後は、学んだ知識を職場に還元しながら、さらに勉強を続け、いつの日か法律系国家資格にも挑戦しようと考えています。
私のオススメ科目
- 民法1(総則)
- 範囲が膨大な民法ですが、スクーリング授業で総則をじっくり学べたおかげで、その後の学習もスムーズに進めることができ、「家族法(親族・相続)」をテーマとした卒業論文として結実させることができました。
- 刑法
- 通教生および法律の初学者に対する配慮が行き届いたわかりやすい講義のおかげで、刑法の輪郭を捉えることができ、何よりレポートに対する苦手意識を払拭できたことで勉強全体に弾みがついたスクーリング授業です。
- 民事訴訟法
- 当事者間の対立を法的に解決するための仕組みと手続きについて学ぶ科目です。非常に難解な分野ですが、図解を用いた丁寧な解説のおかげで理解が深まり、筋道立てて相手を説得する論理性も養えたと思います。
お金のやりくり法
それまでの蓄えや給与などによって十分に賄うことができました。ただし、趣味の海外旅行は一時封印。その分は地方開催のスクーリングの諸経費(交通・宿泊・職場へのお土産代)にあてていました。
ある一日のスケジュール
6:30〜8:00 | 起床後、諸々の朝の支度を済ませ、ちゃんと朝食を食べて出勤します。 |
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8:15〜9:15 | 通信教育を受けるようになり、机に向かうことだけが勉強ではないと、つくづく思うようになりました。もちろん、通勤電車内は貴重な勉強時間。バッグの中には小型の参考書をいつでも入れておきました。 |
9:30〜20:00 | 在学当時はメーカーの知財推進・特許管理の部署に勤務していました。昼休みにはデスクでパンをかじりながら参考書を読んだり、レポートの下書きをしたり…。10分、20分の細切れ時間を大切にしていました。 |
20:00〜21:00 | 帰りの電車も勉強です。また、自宅に向かって歩いている最中にレポートのアイデアが浮かんでくることがあり、そんな時にはスマホに録音しておくという裏技も編み出しました。 |
21:00〜22:00 | 帰宅後は気分転換を兼ねて愛犬(秋田犬)と散歩。夜空を眺めながら歩いていると煮詰まっていたレポートの解決策が見えてくることもあるから不思議です。 |
22:00〜23:30 | レポート作成の時間。ただし、書いた原稿は翌日の昼休みに必ず読み直しをしてから提出します。勉強を通して「推敲」の大切さを痛感しましたし、それは現在の仕事にも活かされています。 |
23:30〜24:00 | 入浴後に就寝。翌日の仕事が控えている社会人にとって睡眠不足は大敵なので、余程のことがない限り24:00までには寝るようにしていました。無理をしても長くは続きません! |