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東京福祉大学 短期大学部 こども学科 通信教育課程
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専門性を高めるため
保育の専門性と子育て経験を活かし、将来は地域の子育て支援にも貢献していきたい!
田中 智子さん(40歳)
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2015年入学。子育てやパートと両立して学び、2018年3月卒業と同時に保育士資格を取得。
仕事や育児と、保育の専門的な学びを両立できる環境が充実
31歳の時に子育てボランティアの立ち上げに携わりました。さまざまな発達期にある子どもや保護者の方と関わる中で、「子育て経験からの私的見解だけでなく、より専門性の高い視点から子育て支援をしたい」という思いが強くなり、大学で保育を学ぶことを決意。東京福祉大学を選んだ決め手は、学費がリーズナブルで、通信教育を続けやすい環境が整っていたこと。スクーリングは土日開催で、子育てや学童保育のパートと両立して学べると考え、長男が小学校に上がる36歳の時に入学しました。
保育現場での実践力を身につけたことが大きな自信に!
3年間で無理のないペースで進められるよう計画を立て学習を開始。家族の協力もあり、目標の3年で卒業できました。専門性を身につけ、保育士資格を取得できたのはもちろん、通信教育ならではの「自主学習する力」や、スクーリングで仲間とともに「保育現場での実践力を高める力」を身に付けられたのは大きな収穫!東京福祉大学で身に付けた専門性と実践力は保育士として働く時の自信にもなると思います。キャリアを磨き、将来は地域の子育て支援にも貢献したいですね。
私のオススメ科目
- 図面工作 I ※スクーリング科目
- 様々な描画の技法を学び、その技法を用いて作品を作っていく実践的な授業です。また作品を見て、保育者の立場から、子どもの作品の個性を認め「良い所」を見つける視点や、描き手の想いを感じ取る視点を学びました。
- 保育内容(環境) ※スクーリング科目
- 「保育は環境を通して行っていくもの」ということを確認できた授業。より良い保育を生み出すための環境にいかに目を向けていくかを、具体的な事例を交えながら講義やグループワークを通して、実践的に学べました。
- 保育内容(表現) ※スクーリング科目
- 保育者である自分自身の何を持ち味にし、どのような保育者をめざすのかを省察し、明確にできました。子どもの表現力は身に付けさせるものではなく、引き出すものであることを実感できたことも仕事に役立っています。
お金のやりくり法
卒業までの3年間の学費を自分のパート代(扶養範囲内)から捻出できるよう計算し、授業数を決めました。勉強に必要な参考図書は近所の図書館を利用。地域の図書館共通のネット検索で、文献の取寄せができ便利でした。
ある一日のスケジュール
6:00〜9:00 | 起床。朝の支度をし、7:00に長男を小学校へ送り出した後、洗濯・掃除などの家事をこなします。 |
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9:00〜12:00 | 自宅で学習。家族が出かけた後が、私の勉強時間。教科書や参考書を読んだり、レポートを書いたり。移動時間の節約にもなるので、主に自宅で勉強していました。 |
12:00〜13:00 | 昼食休憩。学童保育のパートへ出かける支度をします。月2本ペースでレポートを書き、翌月には科目修了試験。スクーリングには月2回ほどの参加を計画していたので、時間を効率的に使えるよう意識していました。 |
13:00〜17:00 | 学童保育で勤務。夏休みや冬休みの時期は忙しくなりますが、土日中心のスクーリング開講だったので、無理なく参加できました。個性豊かな講師陣の授業に対する真摯な取組みも印象的で、その質の高さに驚きました。 |
17:00〜22:00 | 他の学童に預けている長男を迎えに行き、一緒に帰宅します。帰宅後は、夕食の準備や長男の宿題を見たり、一緒に遊んだり、家事や育児中心の時間を過ごします。 |
22:00〜24:00 | 長男を寝かしつけ、家事を一段落させたら1〜2時間程度学習。レポートの作成や科目終了試験の準備などを行います。できる時に無理のないペースで学習するのが、続けていけるコツだと思います。 |
24:00〜 | 明日の準備を行い、就寝。試験前など平日の学習時間だけでは足りない場合は、土曜や日曜など週末に勉強することもありましたが、基本的に週末は家族と過ごす時間に充てていました。 |