在学生・修了生インタビュー

関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 経営戦略専攻(ビジネススクール)

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専門性を高めるため

学習塾の経営者として、英語科の教育者として、次のステージへと進むため

西 祥和さん(34歳)

テキサス大学サンアントニオ校で教育学を学び、2008年に卒業。帰国後、2011年に学習塾を創業。2014年に関西学院大学ビジネススクールへ入学し、2016年に修了。2019年に新たな学習塾を創業した。

ビジネススクールに進学した経緯

教育格差の是正に貢献したいという思いがあり、学習塾を創業しました。幸い良いお客さまに恵まれ、3年が経過した頃には定員の都合で入塾希望者を受け入れられない状況も増えてきました。さらなるニーズに応え、教育の質を維持し、優秀な人材を育成し、事業を継続させていくためにはどうすれば良いか。今後の展開を計画するためにも、経営について一度学ぶ必要があると考えるようになりました。私は英語科の教育者でもあるので、英語でMBAを学ぶことができる国際経営コースへの進学を決めました。

ビジネススクールの学びが仕事に与えた影響

入学後、教授から「最新の経営手法もすぐ陳腐化する。必要なのは変化しない基本のセオリーを学び、それを活用して合理的に思考する力を養うこと」と告げられました。その言葉通り、授業では院生や教授とともに考えて議論する訓練が繰り返し行われました。そこで得た力と経験は、日々何らかの判断を下す必要がある経営者にとって非常に有益な武器になっています。課題研究論文は自分のビジネスをテーマにしました。執筆の過程で生まれた新事業の構想を生かし、今年2つめの学習塾を創業しました。

私のオススメ科目

お金のやりくり法

関学は奨学金制度が充実しています。大学独自の奨学金「ベーツ第1種支給奨学金」を利用し、授業料の半額を給付していただきました。妻の理解と協力を得て、また、私自身も仕事をしながら、学費をやりくりしました。

ある一週間のスケジュール

平日 09:00−16:00…上ヶ原キャンパスや梅田キャンパスで授業や課題に取り組む 17:00−27:00…仕事 ――学習塾の仕事は夕方から始まります。それゆえ、授業が昼間に行われる国際経営コースで学ぶことができました。
週末 ――土曜に授業がある場合は出席しますが、そうでないときは土曜も日曜も家族と過ごします。家族が就寝した後、仕事や課題に取り組みます。