修了生インタビュー

明治大学リバティアカデミー
上原と大友のマーケティング・ゼミナール

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それぞれの縁で「上原・大友マーケティング」に出会い学び続けている

住友大阪セメント株式会社 小堺 規行さん(50代)
新日本無線株式会社 瀬志本 明さん(60代)
日本水産株式会社 松田 良大さん(50代)
コーディネータ・明治大学商学部教授 大友 純 先生

学んだ内容を会社に持ち帰り成果を上げている。また、同じ会社同僚や後輩たちにも大友先生、上原先生のマーケティング講座を勧めている。講座終了後の懇親会も楽しみ。明治大学の学生達に、民間会社でのビジネスの仕組みを紹介する場もあり、繰り返し参加すればするほど役に立つ講座である。

2019年02月26日

自然科学との違いに愕然。仕事に活かせるジャストフィットな言葉に出会える。(小堺 規行さん)

課長時代に会社からの勧めで社会経済生産性本部「新事業開発コース」を受講したのですが、その場で大友先生と出会いました。学生時代から自然科学を学び、会社では製品開発の仕事をしていましたが、大友先生の説くマーケティングはあまりに新鮮でした。コース受講後に、ちょうど、明治大学リバティアカデミー(以下「リバティアカデミー」)で公開講座としてマーケティング講座が開講されたので、早速参加しました。その後、約20年になるのですが、ほぼ毎年参加し続けています。

何が役立つかというと、ビジネスが一つの形をした生き物だとすれば、その皮膚にジャストフィットするような理論を、大友先生や上原先生が一言で言うからでしょう。ビジネスマンはそれを聞きたくて来ます。例えば上原先生の「技術は頭脳でできるが、価値は関係性が無ければできない」とか。まさにその通り。そんな言葉にどんどん出会って、手元には名言集ができています。

リバティアカデミーでは、TOEIC®とか財務会計とかテクニカルなスキルを学ぶ講座もあるけど、それとは違い、この講座では実際の製品開発のダイナミズムにつながる理論を学ぶことができます。私も会社で随分役立っています。

ビジネス系の講座は社会に出てから学んだほうが断然役に立つものが多いように思います。特に、社会に出て何か壁を感じているような人には、受講をお勧めします。成長抵抗線を打破する、いいチャンスになるかもしれません。

小堺 規行さん
修了生が学んだ成果を本にする「リバティアカデミーブックレット」。小堺さんや松田さんも寄稿しています。

産業材のブランディング化にも成功。長く受講することで、教えが沁み込んでくる。(瀬志本 明さん)

私は当時半導体のエンジニアだったのですが、当時、苦労して設計したものがなかなか売れずにマーケティング部門や営業部門になぜ売れないのか文句を言っていました。ある日、ならばお前がやれと商品企画部に部長として配属されたのですが、理系出身者でもあり、マーケティングのことが分からず悩んでいました。

そのころ、電車に乗っていたらリバティアカデミーの吊り広告でマーケティング講座というのが目に留まりました。受講料が絶妙な価格3万円で、思わず申し込みました。大学で学んだ理系の先生は、黒板にひたすら書く授業スタイルの人や、俺は先生でお前らは学生だという人が多かったように思うのですが、ここでの大友先生は目線を落とし私たちに合わせてくれ、また雑談のように分かりやすい視点で授業を進めてくれます。それから大友先生のファンになり、早や15年といった感じです。法人会員となり社内のスタッフを順番に講座に送りだしたりもしています。

私は音質に注力したオーディオICを開発しています。ICとは典型的な産業材なのですが、視点を変えて消費材として扱いたいと考えそのブランディングとして「MUSES(ミューズ)」というブランドネームを付けて売り出しました。ちょうど、「Intel inside/インテル、入ってる。」みたいにです。半導体は価格競争に陥りがちなのですが、大友先生の「物理的価値を売るのではなく、意味的価値を売るんだ」を実践したいと思いました。ちょうど、そのころSNSが盛んになりだした頃で、口コミで「新日本無線のMUSESはすごいいい音がする。」と流してくれて、実際に使うメーカーさんの方からも、巷で話題になっているということで使ってもらうようになりました。そうなると価格競争に巻き込まれません。

また、実際に明治大学の学生達に会社でのビジネスの仕組みを紹介する場もいただきました。自分の会社のことをアピールする良い機会になりました。得意先や他の大学、社内教育でもこのことを紹介する機会が増え、仕事につながったりもします。このようにマーケティングの勉強を長いことやってくると、一本筋が通ってきます。講座も1回だけでなく、長い期間受講し続けることで、大友マーケティングが土台に沁み込んでくるのだと思います。

瀬志本 明さん

学んだ理論や事例を自己のビジネスに如何にアジャストさせていくかを工夫するのが楽しい。(松田 良大さん)

30数年前の母校在学中は体育会で過ごし、練習ばかりに明け暮れていました。 入社20年ほど仕事をした後、量ではなく質で仕事をする時代に転換したことを肌で感じました。
 そして私とは違い優秀な若者が次々と入社してくるので、自らが学ばなければ、後進の指導はできないと気づきました。

当時、母校専門職大学院で大友先生に焼き直しをいただいたのがきっかけです。 大学院を修了後もリバティアカデミーに通っています。
 沢山の事例や理論をご指導いただいていますが、それらを知ることではなく、自己のビジネスにどうやって使っていくかを考えることが大切だという気づきをいただきました。

事例や理論を現在の自分のビジネスに活用するために、時代背景や生活者の進化を自分なりに考えて調整をして、ビジネスにあてはめて実践してみるという感じでしょうか。
知って、考えて、試してみるという癖がついたことです。条件反射や脊髄反射ではなくて(笑)。考えることが大切ですね。

あと仕事で意識しているのは、「相手の立場に立って考える」こと。これはマーケティングの基本です。現在の職場は事業部なので、お客様基点で販売と生産が心あわせて仕事をすることが大切です。工場やQCや開発や物流の多岐にわたる方々と一体となって仕事をする上で、相手の立場を理解して、伝わりやすい共通言語を持つことで、迅速に手戻りなく業務をすすめられるようになったと思います。

今後、国内ではスポーツイヤーが続きます。わが社はスポーツメーカーではありませんが、食と健康につながる当社の強みを、顧客視点でスポーツ市場にアジャストさせて行きたいと思っています。

松田 良大さん

学びはもっとも品質の高い遊びである。(コーディネータ・明治大学商学部教授 大友 純 先生)

この講座は全8回。常時25~30人程度です。そのうち3分の1の方が初めてで、3分の2の方々がリピーターという感じです。リバティアカデミーの講座のほとんどで専任の教員が担当したり、コーディネータとして係ることになっており、終わった後にお茶会をやったり、飲みに行ったりする先生方も少なくありません。自然に仕事以外の横のつながりもできます。

もちろん学生に対するマーケティングの授業もやっていますが、実は社会人になってからの方が我々の言葉を非常に理解してくれます。例えば学生に「技術から市場を見ているからダメなんだよ」と言っても通じない。 企業の皆さんは「市場から技術を見るんだよ」と言った瞬間、一発でわかってもらえます。

遊びに品質があるとすれば、特に教養・文化関連の講座に参加されている方を拝見しますと「学びはもっとも品質の高い遊び」とも言えるのではないかとすら思ってしまいます。「学びは高品質の遊び」というのはリバティアカデミーのキャッチコピーの一つとして使用したこともあります。どうぞリバティーアカデミーに一度遊びにいらっしゃって下さい。