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東京女子医科大学大学院 看護学研究科 博士前期課程 博士後期課程
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専門性を高めるため
「助産師」資格をめざすと共に、学修と研究を通して視野を広げ人として成長したい!
川井 彩良さん(25歳)
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2017年3月同大学看護学部卒業。助産師をめざすため大学院へ進学。同年4月同大学院看護学研究科実践看護II(ウーマンズヘルス)に入学。2019年3月修了。
大学院への入学の動機と東京女子医科大学大学院を選択した理由
学部時代の実習時に、助産師の仕事を間近で見る機会がありました。「出産」という常に状況が変化していく中で、瞬時に原因を考え判断をしていく助産師の知識や技術の高さに驚くと共に、生まれ出たばかりの赤ちゃんに最初に触れることができるというその仕事の尊さから、助産師をめざそうと考えました。同学を選んだのは、実習先の病院に恵まれていること。さらに自分と同じ分野を研究されている先生がいらしたことが決め手に。新宿からほど近く、3駅利用で通いやすいところも魅力でした。
東京女子医科大学大学院看護学研究科に入学して良かったことは?

メンバーは臨床経験豊かな方や他分野を専攻している方など、年齢も性別も様々な方が学んでいて、多様な意見や知見を頂くことで刺激をうけ、視野が広がりました。今は医療現場でルーティンになっている医療行為についての研究を進めながら、助産師資格取得に向け学び進めています。修了後は助産師として、大きな規模の病院で様々なケースを経験しスキルを磨き、ゆくゆくは地域密着の助産所を開所することが夢です。女性が「出産したい」と思える環境作りについても考えていきたいと思っています。
私のオススメ科目
- 看護理論
- 「看護の本質や理論」への理解を深め、その解釈をプレゼンテーションする授業です。ケアをすることの本質を改めて考え、実習の際にはその解釈を心に留め考えながらケアにあたることができました。
- 先端医療
- 早稲田大学で先端医療の研究に従事する研究員を講師に招き、その先進医療の研究内容を学びます。細胞の再生シートや循環器の再生医療など、どの講義もワクワクする内容です。
- 家族論
- 「家族」について学ぶ授業です。家族の特徴や時代による変化、研究者の研究内容など詳しく知ることができます。助産師として「家族」という側面についても見ておく必要があるため、とても役立つ授業です。
お金のやりくり法
学費は奨学金でまかない、週2〜3回学部時代から続けている飲食店でのアルバイトをして生活費に充てています。週末は病院の夜勤などをして平日は学業に専念するなど、仕事と学業を両立している人も多いですね。
ある一日のスケジュール
6:00〜 | 起床し1時間ほど課題やレポートをします。身支度をし8時頃に家を出ます。 |
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9:00〜 | 授業 プレゼンテーションを行う授業では、クラスメイトとディスカッションすることも多く、多様な意見に触れ考えがより深まります。 |
12:00〜 | 昼食は大学院生用の研究室でクラスメイトと食べることが多いです。みんな仲がよくワイワイと楽しいです。 |
15:00〜 | 空き時間は、研究室や図書館で調べものをします。学部時代教授は「指導してくださる人」でしたが、大学院では「指導してくださる人」のみならず「研究者の先輩」としての視点が加わりより尊敬するようになりました。 |
17:00〜 | 17:00には講義が終わるので、そのまま1〜2時間ほど図書館でレポートの作成や勉強をします。 |
19:00〜 | アルバイトのある日はそのままアルバイト先の飲食店へ。アルバイトのない日は、友人と新宿へ夕飯を食べに行くこともあります。 |
24:00〜 | アルバイトを終え帰宅。次の日の予定によりますが、家で課題や勉強をすることもあります。 |