在学生・修了生インタビュー

吉備国際大学大学院 連合国際協力研究科 通信制

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新しい可能性を見つけるため

新卒の就職後に一念発起。修士号を取得し、人生を充実させるための仕事を見つけました

田中 蕗子さん(31歳)

2012年3月学習院大学文学部卒業後、一般企業に事務として就職。2016年4月、吉備国際大学大学院に入学。在学中にNGO「難民を助ける会」に広報として入職し、現在に至る。2018年3月同大学院修了。

入学のきっかけとこの大学院を選んだ理由

学部在学中、国内外で開発系のボランティア活動を経験し、国際協力業界での就職を志したものの、一般企業に就職しました。働く中で「人生=仕事」だと痛感し、国際協力へ携わりたい想いが再燃。現場に挑戦する前に、学問的知識を習得するため、大学院進学を決意しました。現場での実務に経験豊富な講師が多いことと、多彩なカリキュラムから幅広く学習できそうなことが大学院選びの決め手でした。本研究科には、平和構築においても経験豊富な先生方が複数いらっしゃったことも重要な点です。

大学院の学びで得たこと

仕事と両立させるため、隙間時間に課題図書を読み、レポートを作成する目まぐるしい日々でしたが、先生方からの励ましの言葉や同級生たちとの交流をモチベーションに乗り越えることができました。様々な年代や職種の同級生に出会い、自身の将来設計を改めて見つめ直せたことも院での収穫のひとつです。また、「国際協力」は多くの社会課題やビジネスに通じる、汎用性の高い学問なのではないかと感じました。日本では考えられないような社会問題を知ることは、視野や価値観を広げてくれます。

私のオススメ科目

お金のやりくり法

学費は月々の給与や貯金から捻出していました。研究のための資料は地域の図書館やGoogle Scholarのネット検索を活用していました。先生方からは修士論文に欠かせない書籍や人的ネットワークを紹介いただきました。

進学を決めるまでの道のり

2011年 大学4年次の就活では、JICAや赤十字などの採用を受けたものの内定ならず。NGOは要経験であったり、新卒採用では給料面等で不安な点があったため、一般企業に就職。国際協力には、ボランティアで携わろうと考えた。
2012年 働き始め、同じように時間を費やすならば自分のやりたいことをしたいと、国際協力業界で働きたい思いが再燃。調べてみると、修士を持っていないと一線で働くことは難しいと分かり、院進学を決意。
2015年 当初は海外留学を目指して英語を相当勉強したものの、なかなか伸びず。時間やお金などの課題もあり、国内での院進学を検討したところ、吉備国際大学にたどり着きました。