
-
明治大学 専門職大学院 会計専門職研究科
- 会計大学院(アカウンティング)
- 東京都
- 大学院
昔からの夢を叶えるため
経験豊富な教授陣のもとで「会計の専門家になる」という目標を達成しようと考えました
藤井 祐介さん(26歳)
-
大学卒業後、公認会計士の資格取得を目指して本大学院に進学。2017年論文式試験合格。2018年4月からは、4大監査法人の1つである有限責任監査法人トーマツにおいて監査の第一線で活躍している。
この大学院の良さは?
大学在学中に公認会計士試験に合格できず、その悔しい思いを払拭するため、大学院で勉強を続けることを決意。ゼミの先生から「素晴らしい教授が揃っている」と勧められた本大学院で初志を貫くことにしました。入学後に感じたのは教授陣との距離の近さです。わからないことは気軽に質問できるため、疑問を残さず学習を進めることができました。また、試験対策というだけでなく、合格後の仕事を想起させる講義が多く、会計専門職に求められる倫理観や実務能力を養う上でも有益な2年間でした。
この大学院で得たものは?

新しい環境に身を置いたことで、知識を詰め込むことが本当の勉強ではないと気づき、一つ一つの論点を深く理解していく学び方ができるようになりました。可能な限り自分で調べ、自分で考え、結論を出し、それを教授や同級生と話し合うプロセスを通して問題解決能力が身についてきたと感じています。大学院で身に付けた問題解決能力は、社会に出てから役に立ったことはもちろん、社会人経験を積むことで更に養われ、結果として試験合格に繋がったと思います。
私のオススメ科目
- 監査職業倫理
- 「監査実施基準」「監査報告基準」とも相互に関連させながら会計士に求められる独立性や高度な倫理観について学ぶ科目です。会計専門職として一生を通して学びつづけることの大切さも厳しく教えていただきました。
- 管理会計ケーススタディ
- ケーススタディを通して管理会計の基礎・応用知識や論理思考を養う科目です。計算分野が得意な反面、その裏付けとなる理論が弱かったのですが、教授からマンツーマンの指導を受けたことで克服することができました。
- 企業法の原理
- 企業法(会社法・商法・金融商品取引法)を理解する上で重要な立法趣旨や考え方を学ぶ科目です。学問的・体系的な解説とともに、公認会計士試験を視野に入れて教えていただいたことがとてもプラスになりました。
お金のやりくり法
在学中は親が学費を負担してくれ、6年間も勉強させてくれましたので本当に感謝しています。また、修了後は有志による勉強会や教授陣のサポートがあり、勉強にお金がかかったという記憶はありません。
ある一週間のスケジュール
月曜日 | 通学に1時間以上かかり毎日通うのは辛かったので、週3日、1日3〜4コマの授業を集中的に履修していました。早めの電車に乗って学校に向かい、ファミレスなどで朝食を食べながら授業の準備をしていました。 |
---|---|
火曜日 | 授業のない日は自宅で勉強。1日3〜4コマの授業を受講していると予習・復習もそれなりに量が多く、特にケーススタディの授業などで自分が発表する前は、その準備にも時間がかかります。 |
水曜日 | 授業に出席。6時過ぎには家を出ますが、利用していた路線が朝早くから混雑するため、無理して車内で勉強するということはありませんでした。授業が終わると帰宅して予習・復習をします。 |
木曜日 | 多い日は朝9時から夕方6時頃まで授業。その後、一旦帰宅してから21:00〜6:00は自宅近くのファミレスでアルバイト。月・金・土曜日にもアルバイトを入れていたこともあります。 |
金曜日 | アルバイト明けの午前中は爆睡。昼過ぎには起きだして、遅めの午後から勉強。と言っても寝不足が続いて疲れを感じるような日は無理に机に向かうことはなく、休養にあてる日もありました。 |
土・日曜日 | 大学では大半を勉強時間にあてていましたが、大学院に進学してからは、生活にメリハリをつけられるようになり、週末は友人とゲームやボウリングをしたり、お酒を飲みに行ったりする息抜きもありました。 |