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グロービス経営大学院 経営研究科 名古屋校
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専門性を高めるため
「自分ならどうするか?」と当事者意識を強く持って、意思決定できる自信がついた
内藤 泰之さん(35歳)
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株式会社デンソー入社後、事業企画に配属。経営企画へ異動を機に、自分自身の市場価値に危機感を覚え、グロービス経営大学院入学。2020年修了。現在、経営戦略本部に所属。
入学の動機
2015年に事業企画部門から経営企画部門に異動となり、社外のビジネスパーソンと接する機会が増えました。思っていた以上に早いスピードで世の中が変化していること、そして圧倒的な当事者意識で仕事をする人を数多く目の当たりにして、「今」変わらないと、今後社会から必要とされ続ける人間になれないという強い危機感を抱きました。グロービスを選択したのは、志を重視する教育理念に加えて、素晴らしい先輩方、入学したら同期になる成長意欲の高い仲間の存在が大きかったからです。
大学院で学んで得たこと

グロービスの授業は実践性を重視するのと同時に、リーダーに求められる志を醸成する機会が常に提供される点が最大の魅力です。数多くのケースを通じた議論を経験し、実務において当事者意識を持った発言が増えたと実感しています。問題の本質を特定すると同時に、「自分はどうしたいのか? そのために何をすべきなのか?」という問いが条件反射のように頭に浮かぶようになりました。また、学びへの投資に対するハードルがぐっと下がったことで、学びの癖付けができたことも大きな成果です。
私のオススメ科目
- グローバル・パースペクティブ
- 企業が戦略を立案・実行する上で必要となる「国際的視野」を、政治・経済・社会などのマクロ環境の分析を通じて養う科目です。自分にとって新鮮な価値観に触れられてとにかく楽しかったです。
- 新日本的経営
- 「なぜ日本企業はイノベーションが上手くないのか?」という問いに対して、自虐的に批判するだけでなく、論理立ててその原因を考え、自ら変革する切り口を見いだせる機会になりました。
- イノベーションによる事業構造変革
- 既存の組織や市場の慣性と対峙しつつ、新規事業(イノベーション)により事業構造を変革するための難所やその乗り越え方を学べる科目。社内から変革を仕掛ける場合の要諦を知ることができました。
お金のやりくり法
教育訓練給付制度を利用し、学費の一部に充てました。また、入学後は自家用車の買い替えや海外旅行、家電購入など、不要不急の出費を控えるなどの工夫をしました。
ある一日のスケジュール
6:00 | 起床後、朝食の準備。妻と子ども二人、家族といつも一緒に朝食をとります。 |
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8:00 | 子どもを保育園へ送り、出勤。保育園も会社も徒歩圏内です。 |
8:30 | 業務開始。経営戦略を担当しており、分析や企画立案など、グロービスで学んだ知識、経験がなければできない仕事ばかり。グロービスで学んで本当に良かったと思います。 |
13:00 | 社内は業界で長く働いてきた社員が多く、つい業界独自の慣習で物事を考え、対処しがちでしたが、そういった自明な前提を考え直すことができるようになりました。 |
19:00 | 授業に出席。「あなたがケースの主人公の立場ならどう考え、どのように行動するのか、それはなぜなのか?」を問われ続けます。発言の際、主語がはっきりしない評論家的な発言をすると、集中砲火を浴びることも。 |
20:30 | 授業の後半がスタート。グループディスカッションは、多様な価値観があることに気づかせてくれます。グロービスの授業は、仕事ではなかなか得られない刺激に満ちています。 |
22:00 | 授業終了後は懇親会に参加。仲間たちとの会話では、例えば目の前の仕事への不満や愚痴よりも、こうすれば良くなるのでは?といった建設的なアイデアが飛び交います。 |